現時点で世界最速のソーラーカーは、ニューサウスウェールズ大のソーラーカーレーシングチーム「Sunswift」の4代目のソーラーカー「Ivy」です。先日のソーラーカーレースで時速54.7マイルを記録し、これまでの記録を約10%も更新しました。
ニューサウスウェールズ大の「Sunswift」は、ビジネス、アート、メディア、工学、デザインなど、多岐にわたる専門分野の学生や教授によって設立された非営利団体です。日夜レース用のソーラーカーを研究・デザイン・製作していますが、なんと原則としてオープンソースで作っているのです!
今回世界最速を叩き出した「Ivy」も、経験豊かなエンジニア、ハッカー、職人など世界中の頭脳と知恵に支えられて、研究開発されました。レースも、世界中の20以上の国や地域から35台以上が参加しており、スピードと耐久を競いつつ、国際的にも重要なソーラーカーのイノベーションフォーラムとなっているそうです。
これからは、最先端のデザインや研究には、こういったオープンソースマインドが欠かせなくなってくるのかもしれません。
(via Gas 2.0)
こちらはオープンソースなエコツアー