私たちは、どんな未来を創っていくのでしょう?
先日、億万長者のための寄付宣言プラットフォーム「Giving Pledge」を立ち上げた「ビル&メリンダ・ゲイツ財団(Bill & Melinda Gates Foundation)」は、こんなシンプルな問いかけをテーマとしたフォトキャンペーンを開催しています。
「The Future We’ll Make」は、国際連合の「ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals・MDGs)」策定10周年を記念し、「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」が世界のクリエイティブアイデアを共有する会議「TED」と共同で実施しているフォトキャンペーン。テーマはズバリ!
What is the future we will make?(どんな未来を創りますか?)
このキャンペーンには誰でも参加でき、参加方法は至ってシンプル。まずは「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」のこちらのページからテンプレートをダウンロードし、自分が望む未来のビジョンを書き込みます。書き込んだシートとともに顔写真をパチリと撮影できたら、Flickr上のキャンペーン専用ページに画像をアップロードして投稿完了という流れ。ちなみに、投稿メッセージは英語に限定されていませんので、「英語は苦手…」という方もご心配なく。シンプルな英語ワードでストレートに思いを伝えるもよし、日本語で表現するもよし、自分が描く未来の姿を世界に発信してみましょう。
Flickrに設置された「The Future We’ll Make: TEDxChange Photo Campaign」には、すでに200通以上もの投稿が寄せられています。テーマは、子どもの健康や教育の改善を訴えるもの、疫病の撲滅を求めるもの、貧困や雇用への対策、地球温暖化防止や生物多様性など地球環境にまつわるメッセージまで、実に様々。いずれも、一朝一夕にはなかなか解決できない深刻で重大な課題ばかりですが、世界の人々が「こんな未来を創っていこう!」と理想のイメージを共有し合うことが、現実的な一歩への足がかりとなるでしょう。
秋の夜長、アナタが描く未来の姿をじっくり考えてみるのはいかがでしょうか?アナタが描く未来は、誰かが望む未来かもしれませんよ。
フォトキャンペーン「The Future We’ll Make」に参加しよう。
ミレニアム開発目標についてTwitterで思いをつぶやこう。