今日はみんなで買って社会に貢献できる、グッドな共同購入サービス「バザリング」について紹介します。と、その前に、みなさん、グルーポンって知っていますか?
簡単に説明すると、グルーポンは米国の共同購入クーポンサイトです。グルーポン(Groupon)はグループ(group)とクーポン(coupon)を掛け合わせた言葉で、要するに共同購入で割引クーポンを達成しようというサービス。共同購入のパワーにより通常ではあり得ない割引(5~8割引)が可能となります。クーポンの情報はTwitterやFacebookなどを使って広まり、購入人数に達した時点でクーポンは終了となります。
このGrouponが行い始めたビジネスの形態は「フラッシュマーケティング」と呼ばれ、日本でもGroupon-Likeなサービスが多く誕生しています。フラッシュマーケティングや、競合サービスについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
さて、「みんなで共同で購入する」、「ソーシャルメディアを使って告知を行う」、コレってとってもソーシャルアクションと親和性が高いと思いませんか?フラッシュマーケティングを知ったときから、そんなことを思っていたのですが、ついに登場したのがこの「バザリング」というサービス!
バザリングはクーポンを共同購入するところまでは、ほかのGroupon系サービスと同じです。違うのは購入した後!バザリングのクーポン情報には、それぞれ、クーポンを買うことで支援できる団体が載っています。団体は、スポーツチームやNPOなど、社会にいいことをしたくて、人びとのサポートを求めている団体です。割引が成立すると、その売上の10%が、応援する団体をサポートするために提供されます。ソーシャルコーズを支援する働きもあるため、コーズリレーテッドマーケティングとの組み合わせたものとも呼べるサービスです。
オープンしたのが8/31と、つい最近のことなので、まだクーポン情報はあまり多くありません。
初回のクーポンは、フード・ライフコーディネーターになり、食に関する確かな知識を習得する入門講座の受講料が割引になるというもの。10名集まり、クーポンが成立したら、売上の10%がTable for Twoに寄付されます。フード・ライフコーディネーターに興味がある人であれば、49%OFFの価格で受講することができ、寄付もできる。お店は集客を達成でき、寄付をもおこなうことで、NPOは寄付を集めることができる。三方良しのサービスです。
購入者を集めるために告知を行うルートとして用意されているのが、「Tweetする」「Facebook Share!」「Mixi」「メールで友達に知らせる」の4つ。この4つがあると、いろんな人にリーチすることができそうです。(個人的にはTwitter、Facebookに偏りがちなので、これを機にMixiも使うようになる…かも?)
Twitterで告知している様子はこんな感じ。
【取引成立まであと6枚!】今年は「食欲の秋」ではなく「食文化の秋」にしよう!「食」を学ぼう、フードライフコーディネーター養成講座(通信教育)が50%OFFの15,000円!- http://bazaarjapan.com/bazaaring/ #bazaaring_jp
クーポンの様子はハッシュタグ #bazaaring_jp から見ることができ、バザール公式アカウントをフォローすると、最新のクーポン情報がわかります。 @Bazaarinc
最近出たクーポンは、カタリバ×バザリング。
【カタリバ×バザリング】1000円の寄付100人分で、9月24日英治出版から発売の「カタリバ本」 を寄付者みなさんにプレゼントします!発売前に届くのだ。新しい寄付のカタチ☆http://qurl.com/4cybg #kataribabook #bazaaring_jp
こうやってどんどん新しい情報が出されていきます。
「バザリング」運営しているのはバザールという会社。
『人のために何かが出来ると思える自分を1人でも多く作る』
『人の期待を感じて何かを達成する自分を1人でも多く作る』
ということをミッションに掲げ、活動しています。今年の4月にスタートしたばかり会社で、今後に非常に期待!
「bazaarの日記」なるものも発見しました。このサービスにかける想いが書かれたエントリがあったので、紹介します。
本当に今後が楽しみなサービス&会社です!次のクーポンは何になるのか楽しみです。
バザール【公式アカウント】をフォローしてみよう。