お盆を過ぎても厳しい暑さが続いています。
クーラーのリモコンについつい手が伸びる。
そんな日々を送っている人が多いのではないでしょうか。
さて、そこで疑問が湧いてきます。
現代にはクーラーなるものがありますが、
昔の人はどうやって暑さを凌いだのでしょうか?
特に、
風流に生きた茶人にとって、
夏の暑い時期をいかに心豊かに過ごすかは大問題
でした。
とはいえ、物理的に温度を下げるのは不可能です(打ち水がいいところ)。
となると、何かにつけて涼しさを見出す風流な知恵があったはず。
「それってただの強がりじゃね?」
という声が聞こえてくるような気もしなくはないですが、
風流なるもの、半分くらいは強がりみたいなものではないかと思ったり……。
とにかく、夏のうだるような暑さの中、
涼しさを見出そうとする茶人たちの知恵と可笑しみ(強がり?)がとっても気になる、
ということで、
畠山記念館で開催中の「涼を愉しむ―書画・茶器・懐石道具―」展に
行ってみることにしました。
そこで、「一緒に行きたい」という方を大募集です。
と、申し遅れましたが、
greenzでは、というか、greenzライターの萱原(かやはら)は、
このたび「勝手に日曜美術館」なる美術館ツアー企画を始めました。
興味のある人を募って「勝手に」美術館に遊びに行って、
参加者同士で交流と学びを深める企画です。
当日のレポートは後日greenzの記事で掲載します。
今回は、その記念すべき第一弾!
ツアーのお供には、greenzの記事でも紹介した
給湯流の家元(仮)がお越しになります。
当日は、もしかするともう一人ゲストが来てくれるかも!?
なお、このツアー企画は、「勝手に日曜美術館」の名にある通り、
某放送協会の「日曜美術館」とも、訪ねる美術館とも一切関係がありません。
あくまで「勝手に」美術館で遊ぶツアー企画です。
ちなみに、今回訪ねる畠山記念館は、
荏原製作所の創業者・畠山一清さん(1881-1971)が、
自身の収集品を展示する美術館として設立しました。
何でもこの畠山さん、実に豪快なオジサマだったそうで、
近代日本の名うての数奇者だったそうです。
そんな豪快な明治人の生き様を感じるのもまた一興です。
ついでに言うと、畠山記念館は、
白金の閑静な高級住宅街の中にひっそりと佇んでいます。
その静けさも、涼を感じさせてくれるはず(期待を込めて……)。
「日本の文化に興味がある」というあなたから、
「一味違う遊びを楽しみたい」「日曜日が退屈」というあなたまで、
みんなで畠山記念館へGO!
当日の流れ
「五反田」駅東口集合:14時
*集合場所の詳細は、下記ツアー詳細の「集合場所」欄を参照ください。
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(移動:10分程度)
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畠山記念館へ到着:14時15分頃
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(展示を観覧:1時間半程度) *希望者は館内でお茶を一服します。
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畠山記念館を出発:16時頃
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(移動:10分程度)
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「五反田」駅へ到着:16時15分頃
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(しばし歓談:心ゆくまでw)
ツアー詳細
- 日時:9月5日(日)14時~17時(想定)
- 訪ねる美術館:畠山記念館
- ゲスト:給湯流家元(仮) * ツイッターアカウントは@910ryu
- 集合場所:「五反田」駅東口(美術館まで徒歩10分程度)
最寄り駅は都営浅草線「高輪台」駅で徒歩5分。
東京メトロ南北線・都営三田線「白金台」駅からも徒歩圏内(10分程度)です。
「高輪台」駅、「白金台」駅の方がご都合のよい方は、現地で合流も可能です。
その場合は14時15分頃を目処に美術館に到着するようにしてください。 - 費用:実費(入館料500円+飲食代)をご負担下さい。
- 申込方法:ツイッターで@kayack宛てに、【勝手に日曜美術館参加】とツイートしてください。