こんにちは。浅倉彩です。
突然ですが、もはや時代は、
「かっこいいものをどれだけたくさん手に入れられるか」
ではなくて、
「すでにたくさんあるものを、どうかっこよくするか」
なんですね。
冷蔵庫にあるものでチャチャっとおいしいものをつくる人がステキ
ビーチからただで拾い集めてきた流木のインテリアがステキ
食べきれない天ぷら油でキャンドルをつくるのがステキ
そんなステキ創造力を結集したファッションイベントが、おしゃれ一等地代官山で開催されるという情報を聞きつけ、ワクワクしながら行ってきました。
題してxChange Fashion Show “Oneness”。
古着の交換会を通して、地球と賢くつき合えるホンモノのファッションを提案してきたxChangeと、美容師やクリエーターを読者に持つ雑誌「+ING」が開催したこのイベント。
まずもって、フライヤーのコピーからしてしびれます。
曰く、「ファッションとは、地球とつき合うセンスのこと」
そう!どんなに高い服を来ていても、地球とのつき合い方を知らないと
もはやファッショナブルでもなんでもないんですね。
ファッションと音楽と映像、それらをまとうモデルが有機的にひとつになった、メッセージ性あふれる印象的なショー様子は、こちらのUstreamアーカイブでたっぷりご覧ください。
ショー終了後のオープンマイクには、
xChangeを主宰する丹羽順子さんと、ショーのディレクターであるmode for sustainableの野田治美さんが登場し、
「普通のショーは服ありき。でも今回はONENESSというコンセプトありきで面白かった」(野田さん)
「実は、服はこの3、4日で集まったものからコーディネートしたんですよね」(丹羽さん)
と裏話も披露してくれました。
その後は、ショーの会場がxChange会場に早変わり。
私も、数ある古着の中から、この夏着倒せそうなTシャツをゲット♡
お金を出さなくても、新品じゃなくても、
たくさん並んでいる服から好きなものを見つけた時のうれしさとか、
コーディネートして自分のスタイルをつくり上げる喜びは、
1㎜もすり減らないことを実感しました。
それどころか、持ち主からの手書きメッセージが綴られたタグが、
目に見えないぬくもりを伝えてくれます。
モノが歩んできた歴史を知ることで、
その歴史も一緒に身につけられる豊かさや、
出会えた奇跡を感じられる幸福もあります。
xChangeのコピーは、「服としあわせのシェア」ですが、
わたし的には、「服としあわせのかけ算」でした。
みなさんも、xChangeに注目してみてください!
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