ご飯を残すと「もったいない。一粒のお米には、7人の神様が宿っているのよ!」なんて言われた経験、ないだろうか?私たちにしてみれば身近なこの「もったいない」という言葉だが、ノーベル賞受賞者ワンガリ・マータイさんが「美しい日本語」と取り上げ、世界から注目されている。
なぜならこの言葉は、Reduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)の環境3R、そして自然環境への尊敬の念を表すRespectをたった一言で表すことが出来るという、日本ならではの言葉だからだ。この世界に誇る日本語「MOTTAINAI」を掲げ、地球環境に負荷をかけないサステナブルなライフスタイルを広める活動を行っているのが、「MOTTAINAIキャンペーン」だ。
マイ傘の普及やビニール傘のリユースを進める「MOTTAINAI傘プロジェクト」を展開したり、「MOTTAINAIフリーマーケット」を企画したりとその活動は徐々に拡大してきている。そして我々greenz.jpも、「MOTTAINAI」サイト内にあるMOTTAINAI labコンテンツ「ワクワク未来ニュース」から、日本を含めた世界中のMOTTAINAIニュースを発信中。
今回は、このキャンペーンを広めるべく毎日新聞社内に登場した「MOTTAINAIステーション」を紹介していきたい。このスペースでは、MOTTAINAIキャンペーンの展示や植林を通じて貧困問題や女性の地位向上をはかる「グリーンベルト運動」の近況報告を見ることができるほか、ワークショップや企業回収品のチャリティー販売、産直野菜の販売などのイベントも行われる予定だそう。日にちなどは追ってホームページにアップされるので、チェックをお忘れなく!
さらに、同じスペースにモッタイナイライフスタイルをテーマに作られたオリジナル商品が並ぶ「MOTTAINAI」ショップも同時オープン。色とりどりのアイテムには、楽しみながらライフスタイルをエコシフトしていける工夫がほどこされ、使うだけでハッピーになれそうなものばかり。アーティストや著名人とのコラボ商品もいくつかあり、彼らがデザインに込めたコンセプトを見ていくのも楽しそうだ。
このMOTTAINAIステーションにはショップだけでなくコミュニティスペースも併設されているので、ふらっと立ち寄れば素敵な出会いがあるかも?そんな期待を込めながら、日本文化「MOTTAINAI」を楽しんでみてはどうだろうか。
MOTTAINAI STATION&SHOP