パソコンのUSB端子で簡単にチャージできるちいさな電池が世界から注目を集めている。
イギリスMOIXA ENERGY社のUSB CELLは、イギリスのエネルギーアワードでもっとも効率のよいエネルギーであるとされるニューエナジーアントレプレナー賞を、さらに、毎年春にドイツのハノーバーメッセで開催され、情報・通信技術が集結する世界的な展示会であるCeBITでIFデザインアワードの金賞を受賞。
「そんなに素晴らしいものならであるならば」と早速、greenzでも購入してみた。レビューは下記に。
制作者であるサイモンは、
この賞によって、サスティナブルデザインがいかに重要かを示すことができたんじゃないかな。イギリスの小さな会社が、CebitでのIFデザインの賞を獲れたということは素晴らしいことだ。今日までのポータブルなワイヤレスのデバイスは電池を大量に消費され、世界中で150億のバッテリーが使い捨てされているんだ。これは地球から月までの距離を往復できる量で。資源の無駄だし、CO2も排出するゴミにもなる。世界にはもっと効率な再生できリチャージできるバッテリーが必要だと思ったんだ。
と語っているが、さて実物はいかに?
値段は、英国にある本サイトでは、2個セットで11.18ユーロ。日本円で2,499円であった。このサイトでは、きちんと日本円での表示もしてくれる。さて、こちらが届いた商品。頼んだのは、「AA Bateries」。これは、日本の単三電池にあたるが、若干日本のものよりも小さいといったところ。
充電しようと思って発見。電池でいうところの、プラスの部分にUSBに端子が隠れているのだが、この上部のフタがゴムでくっついている!なるほど、これはUSB端子をしまいやすい。耐久性に関してはどうなのだろう?と思わないこともないが。
充電中は電池の頭が緑色に光る。私のノートパソコンのUSBポートに2個つけた状態で4〜5時間程度で充電が完了。現在、ワイヤレスマウスの電池として使用しているが、問題もなく快適だ。
日本にもエネループという素晴らしいプロダクツがあるが、こうやって世界の商品と比べるとまた違った角度で善し悪しを知ることができる。
エネループにも充電池型の商品はあるが、持ち運べる面で言えば、パソコンと商品単体があれば充電できるUSB CELLのほうに軍配があがるか?