エコツアーガイドを終えて
エコプロは今年も15万人以上もの参加者でにぎわい大盛況のうちに終了した。
初めてのツアーガイドで不安もあったが、ビーグッドのやさしいスタッフ達に助けられたので大根足が棒のようになり、声が枯れ果てた以外、それなりに充実した毎日だった。
自然食ツアーとして今回私が特に目をつけたのはオーガニックワインと日本茶のブース。
オーガニックワインに関しては最近欧米でもブームらしいし、普通のワインとどう違うのか、ツアー参加者に知って欲しいという思いからだ。ワインは飲まなくても知識として知っていると面白いと思ったのだがワイン大好きな人が多く、参加者の関心度は高かった。
それから静岡のお茶屋さん。10年以上も無農薬、堆肥もなし、草ぼうぼうで虫や小動物と共に育ったお茶の葉で淹れた1杯のおいしいこと。お茶は我々の毎日の生活に欠かせないものであり、野菜と違って農薬を洗い流してから使うわけではないから、もっと関心を持っていただきたい。
それに、豆乳のジェラートや大豆のクッキー、コーヒー、有機栽培のお米、野菜類、時間があるとドッグフードの店などにも立ち寄りドッグフードの試食をさせていただいた。
グリーン購入ネットワークとかパルシステムなど、地球環境を考慮した販売システムがあることなども知り良い勉強になった。まだ詳細を把握していないが同じビジネスでも人や地球にやさしく、という方向性が基盤にあるのとないのとでは、後々大きな違いが出てくると思われる。
ビーグッドレストランでは今回はタイカレーとお茶漬けが数種類ランチとして登場、こちらもおいしく盛況だった。
エコツアーが終わり、溜まった仕事を数日で片付けた私は、次女と高知龍馬空港に降り立った。ここから車で1時間半、私は次女からのクリスマスプレゼントということで、バーデハウス室戸というシュウウエムラ氏開発の海洋深層水によるタラソテラピーが受けられる施設にやってきたのだ。
エステとスパは期待を上回る素晴らしさであり、また太平洋が全面に広がるホテルの窓からは、朝日が昇るのをベッドから拝むことができた。師走の海も生ぬるい亜熱帯地方。咲き乱れたブーゲンビリアはさすがに暖冬の影響とか。久しぶりに海を見て自然の息吹を少し感じて今年の疲れを癒すことができた。命の母であるこのきれいな海をこれ以上汚さないために、来年も自然環境保持の活動を続けよう、と肝に銘じて帰路についた。