栗の収穫
秋ですね。
うちの集落では標高1000mあるせいか紅葉が既にはじまっています。
近所の方たちからキノコをいただいたり、栽培している栗を拾ったり、サツマイモを掘ったりと景色だけでなく収穫も楽しんでいます。
昨年の冬、結構強い剪定をしたので実付きが悪いのではないかと心配していたのですが量は少なめですが昨年よりもコロコロしたいい実が収穫できました。
施肥、草刈り、剪定など手入れをしているだけに結果が出るととてもうれしいです。草刈りだけされ、何年も放置されていた栗畑を2年前から手入れをしはじめました。最初は、小さくて形のいびつな栗でしたがだんだんとよくなってきているようです。
栗畑で収穫できるのは栗だけではないのです。栗のイガや剪定した枝などが燃料として利用できます。昨年、剪定したときは8本の木から100kg以上の燃料がとれました。もちろん、材としても利用可能な太さのものもあります。大量に降り積もる落ち葉は、堆肥の材料になります。そして、なによりも適度に草刈りをされた栗畑の様子はなんとも言えないいい景色です。ブランケットを敷いてちょっと昼寝といったことも気持ちいいです。やったことはないけどハンモックも気持ちよさそうですね。うちの子の木水土(きみと)が大きくなったらツリーハウスを作ってあげようと考えています。
栗畑とおつき合いすることがこんなにも豊かとは思いもしませんでした。思わず栗の木の幹をなでてしまいます。ありがとう。
今日のパーマカルチャー的暮らしのヒント
生物資源の豊かさ
落っこちてきた栗
あちこちコロコロと転がっています。
拾っている最中にもボトッ、ボトッと地面を叩くうれしい音が聞こえます。
収穫に必要な道具 火バサミ、収穫籠
これがあるとトゲに触れなくてよく、腰もあまり曲げなくても楽に拾い集めることができます。
30分くらいでこんなにたくさん収穫できました。
木陰が気持ちよさそうでしょ。