greenz.jpの連載「暮らしの変人」は、固定観念にしばられず、新しい何かをつくりだそうと探究している人たちを愛を込めて「変人」と呼び、彼ら彼女らとの出会いから、自分の価値観を揺さぶり、新しい暮らしのヒントを持ち帰る連載です。
この連載では、読者のみなさんと一緒に現場を訪ね、体験し、学びながら取材をしています。
その9人目の取材ツアーが決定しました!
「週末縄文人」です!
週末縄文人は、平日は都内でサラリーマンとして働き、週末は山の中で縄文時代の暮らしを実践、その様子をYoutubeで配信しているふたり組です。
週末になると、スーツ姿で森の中に現れ、木の枝を使って摩擦で火をおこしたり、竪穴式住居をつくったり、土器を焼いたり、ツルでかごを編んだり、樹皮で座布団をつくったり、まさに縄文時代の暮らしをしています。
現代の道具は一切使わず、自然のものだけを使うというルールがあり、火をおこすのにもライターやマッチは使わないで木を摩擦します。その木を切るためにもナイフではなく、尖った石を使います。
さらに週末だけの活動のため、火をおこすのに3ヶ月もかかったそう。
コロナ禍だった2020年の夏に活動を始めた当初から「人類のスタート地点から文明を築いていきたい」という想いがあり、縄文時代、弥生時代へと文明を進めていき、現代を目指しているそうです。今年で5年目になりますが、彼らがいる時代は未だ縄文時代。現代に辿り着くまでの道のりはとても長そうですが、それだけ、暮らしを一からつくっていくということは叡智に富んだことなのだと気付かされます。
田舎に移住して暮らし自体をガラッと変えるのではなく、
あくまで平日は都内で現代人の生活をして、週末だけ縄文人になるという、二拠点&二時代生活で見えてくるものとは。
また、おふたりのYoutubeをみていると、森の中で遊んでいるような軽やかさも感じられます。楽しみながらまずはやってみるというスタイルから見えてきているものとは。縄文の暮らしをYoutubeという現代のテクノロジーを通して伝えたいこととは。
きっと私も含めみなさんの価値観がぐらぐらと揺さぶられることでしょう。
ツアーでは週末縄文人のおふたりの活動拠点にて、竪穴式住居を含むフィールドを見学します。また、当日は縄文土器の成形をされる予定とのことですので、土器作りも見ることができるかもしれません。
その後、春の気持ちの良い森の中で、各自持参したランチを食べ、午後はじっくりとインタビューを行います。グリーンズのプロライターによるインタビュー、カメラマンによる撮影を身近で見ることができます。
この機会にぜひ一緒に体感しましょう!
さらに申し込んでくださった方には、週末縄文人おすすめのスポット情報もお伝えします。
こんな体験ができます
・取材に同行。時代の最先端をゆく暮らしのつくり手と出会い、直接話を聞ける!
・週末縄文人のフィールドで竪穴式住居や土器づくりの見学ができる。
・プロのライターさんのインタビューを身近で学べる。
・プロのカメラマンさんの撮影を身近で学べる。
・関心の近い人やグリーンズのメンバーとつながれる。
・春の気持ちの良い森の中で、ゆっくりとランチ時間。
・編集会議に参加して、一緒に特集をつくれる(greenz people限定)
旅のメンバー
2020年よりサラリーマンをしながら週末に文明をゼロから辿る「週末縄文人」を開始。著書に『週末の縄文人』。YouTube「週末縄文人」。
縄(じょう)さん
秋田県出身。1991年秋田生まれ。学生時代、ワンダーフォーゲル部に所属し、多くの時間を山で過ごす。
文(もん)さん
東京都出身。1992年生まれ。幼少期はアラスカやニュージャージー州で育つ。

フォトグラファーの廣川慶明と縄文ライター草刈朋子からなる縄文探求ユニット。ともにNPO法人jomonismにて縄文イベントの企画と運営に関わるほか、全国の縄文遺跡や博物館を旅しながら各地の縄文のカタチ、環境をフィールドワークしている。縄文好きが高じて、この夏より、縄文遺跡を多数内包する武蔵野台地上に引っ越し、都会暮らしと縄文のハイブリット化を目指している。
https://www.facebook.com/nawatoyajiri/

過去の取材ツアーの様子
ツアー概要
【日時】
2025年5月10日(土)10:20-16:30
【スケジュール】
10:20 御代田駅集合、車でフィールドへ移動
11:00 自己紹介
11:15 見学
12:15 ランチ(各自お昼持参)
13:15 インタビュー&写真撮影
15:30 旅のチェックアウト(振り返り、感想の共有)
16:00 終了、御代田駅へ移動
16:30頃 御代田駅解散
※小雨決行、大雨中止
※スケジュールは天候や現地状況に応じて一部変更になる可能性があります。
【参加費】
一般:7,000円
greenz people:6,000円
含まれるもの:プログラム参加費
以下自己負担です。
現地までの交通費
greenz peopleはグリーンズの寄付会員制度(月額1,000円)です。
greenz peopleになると会員価格でご参加いただけます。
詳細・ご入会はこちらから!
【持ち物】
昼食
飲み物
汚れてもよい服装でお越しください。
【会場】
長野県の山中
【定員】
5名
※車の定員により5名のため、お車で来られる方は定員を超えても受付可能です。
【申込締切】
5/6(火)
国内旅行保険のご加入は各自のご判断でご加入ください。
時期に応じて下記の割合でキャンセル料がかかります。
開催開始日の前日から起算して30日〜3日前:参加費の20%
開催開始日の前々日及び前日:参加費の50%
開催開始日当日(旅行開始前):参加費の50%
開催開始後の取消または無連絡参加:参加費の100%
新連載「暮らしの変人」とは。
これからのあたり前は、いまの変。
グリーンズが愛を込めて「変人」と呼ぶ人たちは、これまでの固定観念にしばられず、真剣にまじめに、そして楽しく、新しい何かをつくりだそうと探究している人たちです。
「ぱっと見は変だけど、よく話を聞いてみると、どうやら本質的なことを言っている気もする」。
「もしかして、変だと思っている自分が実は変だったのかもしれない」。
愛すべき変人たちとの出会いから、自分の価値観を揺さぶり、新しい暮らしのヒントを持ち帰る連載です。
これまでわたしたちが「あたり前」だと思っていた価値観や暮らしをガラッと変えるために、「変人」に出会う旅をしませんか?
一緒に探究してくれる「ピープル編集部」のメンバー募集!
「暮らしの変人」は、greenz people(NPOグリーンズの寄付会員)のみなさんと一緒につくっていく連載です。
連載の中で、一緒に取材に行ったり、一緒に記事をつくったりしながら、連載が終わった時には気づけば、自分の”暮らし”に対する意識や、暮らしそのものが変わっていた、そんな体験になるはずです。今、グリーンズが本気で探究したい”暮らしから社会をつくる”特集、グリーンズメンバーもとってもわくわくしています。ご参加お待ちしています!
greenz people(グリーンズピープル)とは
活動内容
・Slackコミュニティ「ピープル編集部」への参加(ピープル編集部のコミュニケーションはSlackで行います。)
・取材同行(参加したい回だけでOK)
・編集会議参加(〜事前顔合わせ〜取材〜事後の報告&感想共有+次回の取材先について〜)
※1〜2カ月に1回の頻度で取材&編集会議を行います。
※自分の興味のある取材先の回だけの参加や、「取材同行はできないけれど編集会議だけ参加したい!」もOKです。お気軽にご参加ください。みなさんと一緒に連載をつくるのをとっても楽しみにしています。
こんな体験ができます
・取材に同行。時代の最先端をゆく、暮らしのつくり手と出会い、直接話を聞ける!
・ライターさんのインタビューを身近で学べる。
・編集会議に参加して、一緒に特集をつくれる。
・全国のピープルやグリーンズのメンバーとつながれる。
参加方法
すでにgreenz peopleの方
greenz peopleのオンラインコミュニティ(Slack)内の「ピープル編集部チャンネル」にご参加ください。
Slackの検索窓で「ピープル編集部」と検索してください。
※Slackへ未参加の方は4月3日付「ピープル編集部へのお誘い」のメールマガジンまたはご入会時のご案内メールからご参加ください。
これからgreenz peopleになる方
1. 専用ページからgreenz peopleになる
2. ご入会完了のご案内メールに記載されているリンクからgreenz peopleのオンラインコミュニティ(Slack)に参加。
3. Slack内の「ピープル編集部チャンネル」に参加してください。
※うまくできない場合はpeople@greenz.jpまでお気軽にご連絡ください。