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【グリーンズ主催】LOCAL SUNDAY みんなで地域プロジェクト supported by greenz.jp x イノベーション東北

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こんにちは、グリーンズの小野です。

2015年の夏の終わり、Googleのイノベーション東北「みんなで地域プロジェクト」と「LOCAL SUNDAY」という取り組みをはじめることにしました。「LOCAL SUNDAY」は、地域同士の、実感のあるつながりや、友人関係を育んでいくことを応援するための活動。週末、休日のランチも兼ねて、地域で活躍するプレーヤーをお招きし、話を伺いつつ地域の食材でつくられた料理を食べながら、ゆっくりと話をしてみませんか?

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グリーンズのイベントでは事前決済をお願いしています

背景のひとつとなっているのは、グリーンズが、オンラインのウェブマガジン「greenz.jp」をメインの活動としながら、もう一方で、興味で集うつながりが社会のうねりへとなればと考え、オフラインのイベント「green drink Tokyo」を開催してきたことにあります。

greenz.jpは2006年からスタートしたので10年目になりますが、green drink Tokyoもその翌年にスタートしたのでもう9年目になります。台風の日も、参加者が5人でも、毎月変わらず開催してきました。green drinks Tokyoを自分たちの楽しみとして開催してきただけでなく、自分のプロジェクトを一緒に進めるパートナーや、仕事仲間が見つかったり、人生の伴侶が見つかった方までが現れ、そんな事実が、より一層、継続への動機づけとなりました。


過去のgreen drinks tokyoの様子

green drinksはもともと、自らの手で、インディペンデントな地域コミュニティをつくるためのグローバルなムーブメントのひとつ。その東京版をグリーンズが開催している状態でしたが、それがうまくは伝わっておらず、改めて、2010年には、「green drinks Japan」を立ち上げることで「みんなもgreen drinksやろうぜ!」という発信を開始しました。5年後の現在では、164箇所(もちろんすべて把握しているわけではないですし、すべてが継続しているわけではありませんが)の開催実績を重ねるまでに広がってきました。164箇所はすべて別々のオーガナイザーさんが自主的に開催するものばかりで、グリーンズでは最低限のサポートを行ってきました。

僕自身も20箇所ほどの、green drinksの開催をサポートしたり、トークゲストとして呼んでいただいたり、いろいろなつながりが増えました。そうするうちに、green drinksで訪れたことをキッカケに個人的な交流がはじまったり、出張で訪れたまちの方がgreen drinksをはじめたりということを経験し、次第に、僕とって「よく行く地域」が生まれはじめていることに気がつきました。

ひと、仕事、食、アクティビティ、理由はさまざまなので、まさに「縁」としか言いようがありませんが、休みが取れたらまっさきに顔が思いつく地域がある。たびたび訪れて探求したくなるまちがある。ハレの日に食材を調達するまちがある。その事実に僕は、楽しみと安心感を覚えるようになっていったのです。

これは僕の個人的なストーリーですが、そんな風にして、まさに「個人からはじまる姉妹都市」とも言うべき、交流が生まれ、人生のいろいろなシーンを共有し、ときには仕事にまでつながるような経験をしている方は、僕だけじゃない気がしています。実際、greenz.jpでも、個人的なつながりからはじまり、green drinks松戸と飛騨が「自給」をテーマに交流を重ねていたり、アカツキ西粟倉・森の学校ツクルバがオフィスでの間伐材利用を推進するための「ホタルの森とつながるオフィスプロジェクト」といったアウトプットにつながっているようなケースを伝えてきました。

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photo:今回のゲストスピーカーの活動の場、福島県耶麻郡西会津町の風景

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photo:今回のゲストスピーカーの活動の場、福岡県上毛町(こうげまち)

これからスタートする「LOCAL SUNDAY」は、こうした新たな出会いのきっかけづくりと、友人関係が濃くなっていくことを目的としています。

毎回地域で活躍するゲストをお招きし、現在の活動や今後チャレンジしたい課題を聞きながら、みんなでわいわいアイデアを出しあいながら地域について語り合います。

・いろんな地域の活動に興味はあるけど、現地には行けない
・同じような興味を持つ仲間に出会いたい、しかもリラックスした場で…!

そんな感覚を持っている方にオススメです。

そして今回は、お昼の時間ということもあり、ケータリングをPEACE DELIの新納平太さんにお願いしました!
西会津町からはしいたけや車麩、新鮮なきゅうりやトマト。上毛町からは柚子胡椒やカボスやあまおうなど、各地域の特産品や新鮮な野菜・くだものを取り入れたハンバーガーやデリなど、体とこころに優しいごはんをご用意いただく予定です。
その土地の素材でつくられた食べものは、地域とのつながりをまたぐっと近づけてくれると思います。

ぜひリラックスした気持ちで、気負わずご参加ください。みなさまのご参加お待ちしています!

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イベント概要

【日時】

2015年8月30日(日)
10:00〜13:00
9:30 開場&受付開始

【タイムテーブル】

9:30 開場&受付開始
10:00 スタート
・トークセッション『LOCAL SUNDAY|みんなで地域プロジェクト』って?
・ゲストによる活動紹介、プレゼンテーション
10:50 ワークショップ(ゲストの課題に対する具体的なアイデアを考えます)
11:30 地域の食材を活かしたゴハンを食べながら交流!
12:30 ワークショップの成果を共有
13:00 終了

【ゲスト】

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西塔大海さん(田舎暮らし研究サロン 用務員 / 「みらいのシカケ」編集者)

1984年山形生まれ。2013年に福岡県上毛町(こうげまち)へ移住し、地域おこし協力隊となる。移住政策「みらいのシカケ」を担当。古民家をDIYでリノベーションする教育プログラム「デザインビルド」や、フィールドワーク企画などに関わる。田舎暮らし研究サロン「ミラノシカ」の用務員。
矢部佳宏さん(西会津国際芸術村)
1978年西会津町生まれ。
西会津国際芸術村コーディネーター(株式会社西会津町振興公社所属)。
長岡造形大学で持続可能な集落風景デザインについて研究した後、上山良子ランドスケープデザイン研究所で公園や緑地の計画・設計などを担当。その後、カナダ・上海などで庭のデザインや都市計画に携わっていたが、震災を機に生涯の研究テーマであった西会津の先祖伝来の地に移住を決意。約360年続く山奥の小さな農家の19代目として土地と古民家を継承しながら、ランドスケープ・デザインのプロセス思考を地域に役立てるべく、西会津国際芸術村を拠点に様々な活動を展開している。

【ホスト】

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松岡朝美さん(グーグル株式会社 防災・復興プロジェクトプログラムマネージャー)
2013年Googleに入社し、イノベーション東北や、Google サイエンスフェア in 東北をはじめとする、Google の東日本大震災復興関連の各種プロジェクトリードとして、チームを率いる。これ以前は、Google マップのストリートビューのオペレーションズリードとして、京都をはじめとする日本各地の撮影に携わった。
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小野裕之(greenz.jpプロデューサー/NPO法人グリーンズ事業統括理事)
84年岡山県生まれ。中央大学総合政策学部卒業後はウェブサイトなどを制作するベンチャー企業に就職。09年より、greenz.jpに転職し、12年にはgreenz.jpのNPO法人化にともない理事として経営に参画。NPO法人グリーンズの事業戦略と組織づくり、企業や行政に向けた事業の開発や営業、オペレーションの責任者。ライフワークとして、ソーシャルなスタートアップビジネスの事業化を支援。

【参加費】

1,500円(軽食付き)

※Peatixで事前決済をお願いしています。

【定員】

50名

【参加方法】

btn_submitグリーンズのイベントでは事前決済をお願いしています※当日のキャンセルについての返金はありません。

【申込み締切】

8月29日(土)22:00
※定員に達し次第、受付を停止します。お早めにお申込み下さい。

【会場】

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東京都中央区日本橋箱崎町27-11-2F ※王子堂という建物の2Fです。
(最寄り駅:地下鉄半蔵門線「水天宮前駅」2番出口から徒歩2分)

お願い

・事前決済にご協力おねがいします!
・会場にはクロークがございません。おそれいりますが各自お手荷物は管理くださいませ。
・困ったことがありましたら、何でもスタッフにおたずねください。話す人が居ない…でもOK!

お申込み

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▼過去のgreen drinks Tokyo
グリーンズは、2007年から欠かさずgreen drinks Tokyoを開催しています。
過去のイベントの様子を知りたい方は、こちらの過去のイベントレポートをどうぞ