12/2(金)開催!食文化×デザイン@ヘルベチカデザイン株式会社の仕事とは?

greenz people ロゴ

子育てを心から楽しめる町へ! 佐賀県大町町で「地域で支える子育て支援」をつくる仕事 #仲間募集

こちらの募集のグリーンズジョブでのエントリー期間は2022年11月11日(金)〜2022年12月8日(木)までとなります。
募集要項は記事末をご覧ください。

グリーンズジョブではストーリー記事での求人紹介だけでなく、おすすめの活動の仲間募集を「この指とまれ!」の温度感でご紹介しています。

今回紹介するのは、佐賀県大町町(おおまちちょう)で「地域で支える子育て支援」をつくる地域おこし協力隊の募集です。

「地域で支える子育て支援」とは、いったいどのようなものなのか。そして、それを地域の人々と一緒につくる地域おこし協力隊とは、どのような存在なのでしょうか。

多子世帯が多い町で求められる、子育て支援

大町町は人口約6,000人、面積11.50 km²の、佐賀平野の真ん中に位置する町。佐賀県内で一番小さな自治体で、端から端まで、車だとおよそ10分で辿り着くというコンパクトな町です。

そんな大町町では、「子育て」と「防災」に力を入れており、現在子育て支援分野で1名、防災分野で2名の協力隊が活躍しています。

今回は、子育て支援に取り組む協力隊の任期満了に伴う、その活動のバトンを受け取る2名の協力隊の募集です。

田園風景と街並みが共存する大町町の風景

子育てを思いきり楽しめる町に

それにしても、なぜ大町町では子育て支援に取り組むのでしょうか。

実は、大胆な出生祝金制度などの子育て支援施策や、近隣で支え合うコミュニティがあることからか、大町町は多子世帯(子ども3人以上の世帯)が多いという背景があります。

ご自身も5人のお子さんの子育て中だという、大町町役場子育て・健康課の橋冨志保(はしとみ・しほ)さんは、「たくさんの子どもを持つ親は、自由な時間が取れないことが多いんですよね」と実感を込めて語ります。

多子世帯が多い大町町ですが、保育園が2園、小中一貫校が1校、また地域おこし協力隊の拠点としてフリースペース「Peri.(ペリドット)」がある一方で、乳幼児や保護者が集える児童館や一時預かりができるサポートがないのです。

子育て・健康課の山下貴美子(やました・きみこ)さんは、そこにこそ、大町町の未来があると感じているようです。

山下さん 子どもをたくさん育てるのって、大変だと思われがち。だけど、ちゃんと周囲からのサポートがあって、余裕を持って取り組むことができれば、本当は子育ては親にとってすごく楽しいことだと思うんです。

大町町を、「子育てを心から楽しめる町」にしたい。そのために、協力隊の方と一緒に「地域で支える子育て支援」の仕組みをつくっていきたいんです。

左から、企画政策課で協力隊担当の中島さん、子育て・健康課の橋冨さん、山下さん

地域の人と一緒に、一時預かりの仕組みづくりに取り組む

今回募集する協力隊が取り組むのは、未就学児までの子どもの一時預かりの仕組みづくり。具体的には、一時預かりの仕組みの土台づくりや、子育てサークルのお手伝い・企画運営や保護者教室など(詳細は募集要項をご覧ください)を行います。

協力隊1年目は保護者と関係をつくりながら大町町の現状を知り、2年目は地域と協働した一時預かりの仕組みの試走、3年目は一時預かりの仕組みの整備を行うようなステップが想定されているそう。

一時預かりの仕組みをつくるといっても、ひとりで取り組むわけではなく、子育て・健康課の皆さんや地域の保育士さんや町内の他の協力隊、子育てに関わる地域の人々と一緒に取り組んでいくことになります。

一人ひとりに寄り添えるからこそのやりがい

現在、大町町で地域おこし協力隊として子育て支援に取り組んでいる平井奏(ひらい・かなで)さんは、この仕事のやりがいを次のように語ります。

平井さん 私は奈良出身で、大町町にはゆかりがなかったですし、子育てに関わる仕事をしてたわけじゃないんです。だけど、もともと子育て支援には興味を持っていて。しかも、やるなら一人ひとりに寄り添う地域密着型で取り組みたかったんですね。

それで、働く場所を探していたんですが、見つけたなかで一番小さな町が大町町だったんです。ここなら、支援する方の顔と名前が一致して、密な支援ができそうだなと思って、応募しました。

実際に活動してみると、親御さんに「この取り組みをしてくれてありがとう!」って感謝してもらえたり、子どもたちの笑顔に触れられたりする瞬間がたくさんあるので、一人ひとりに寄り添えている手応えを感じますね。

子育て支援ができる地域は他にもありますが、地域の人々と一緒に取り組めることや、規模が小さいからこそ一人ひとりに寄り添った支援ができることは、大町町ならではでしょう。

また、今回採用になる協力隊に活動のバトンを渡す平井さんも、今後も地域に残るので(もともと任期満了したあとは別の活動をすると決めていたそう)、平井さんに相談をすることも可能です。

一方で、大変なことはないのでしょうか。

平井 町の人が活動の正解を知っているわけではないので、自分が主体的に考えて行動し、「これを手伝ってほしい」と声をかけていくようなことは必要かもしれません。でも「こういうことがしたい」って言った時に、否定から入らず、どういうふうにしたらいいか一緒に考えてくれる人が大町町には多いので、活動しやすいですよ。

加えて、地域住民と役場、保護者といったように活動の関係者が多いため、さまざまな人とのコミュニケーションが必要なことも、念頭に置いておくといいでしょう。

では、どんな人だとこの活動に向いているのでしょうか。企画政策制作課で協力隊担当の中島隆貴(なかしま・りゅうき)さんは、こんなふうに語ります。

中島さん ものごとを楽しみながら取り組める人だといいですね。子育て支援も、一見大変なように思えて、そこには楽しさがあると思うので。あとは、よくもわるくも昔ながらの人間関係がある町なので、人と関わるのが好きな方だと、ここで暮らしやすいかもしれませんね。

中央が平井さん。大町町にはゆかりがなかったけれど、今ではすっかり地域に馴染んでいる様子

なぜ私がこの活動を紹介するのか

子育てに関わる仕事の選択肢は、保育士か幼稚園の先生、といった職種に限られがちで、今回のように子育て支援の取り組みに仕組みづくりの段階から関われる機会はなかなかないように思います。なおかつ、大町町のような規模だからこそ、親御さんや子ども一人ひとりに寄り添った活動が可能なのも魅力です。

子育てに関わる仕事はときにハードで、働く人自身のワークライフバランスや心身の健康が損なわれてしまうこともあると聞きます。ですが、ここ大町町では親と子どもはもちろん、働く人自身もしあわせでいられるようなかたちがある。いや、そのかたちを自分でつくっていくことができるのです。

親も子も、働く人もしあわせになるような子育て支援の仕組みを、ここ大町町で実現してみませんか?

(編集:古瀬 絵里)

[sponsored by佐賀県大町町]