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ぼくの心を奪ったのは、味だけじゃない。むしろ、ストーリー。1杯のコーヒーから豆、水、人、環境問題に思いを馳せてみよう。

greenz playlist」は、読者のみなさまの「毎日見れないから、いいとこどりしたい!」「過去の記事からも、なにか面白いものを見つけ出したい!」という声に応えて、ライフスタイルやテーマに合わせて過去の記事をリスト化していく企画です。

コーヒーがあまり好きではなかったぼくがコーヒーにハマった理由

美味しいコーヒーが飲みたい。コーヒーを飲む人であれば、誰でも一度は思ったことがあるのではないでしょうか?

「コーヒーは苦いからあまり得意ではなくて……」

あっ、そんなあなたもちょっと待ってください。実はぼくも元々あまり好きではありませんでした。コーヒーは飲むものの、味にはそれほど拘らずに、眠気覚ましのために飲んでいたんです。

そんなぼくですが、友達からコーヒー屋さんに行ってみようと誘われて、興味本位で行ったことがあります。メニューにはアフリカや南米、アジアの国の名前がズラリ。

どれを選べばいいかわからずに困っていると、店員さんが「どんな味が好みですか?」と聞いてくれて、「あまり苦くなくて飲みやすいのがいいです」と答えました。

それで店員さんが出してくれたコーヒーを飲んで衝撃を受けたんです。あぁ、なんて美味しいのだと。眠気覚ましにサクッと飲んでいたコーヒーとは違い、味に深みがあって飲んでいるだけで穏やかな気持ちになれました。


via Unsplash

そのコーヒー屋さんでは、コーヒーについて知るワークショップが定期的に開かれているようで、こんなに美味しいコーヒーの秘密はなんなのか? と知りたくなって参加することにしました。

ワークショップでは、コーヒー豆がどんな場所で、どのように生産されているかやどんな想いで、どのように提供されているかなど、美味しいコーヒーが自分の手元に届くまでのことを教えてもらいました。また、その裏側にある社会問題や環境問題についても教えてもらったんです。

そこで再び、衝撃。コーヒーってこんなに奥深いものなのかと。そんな体験からコーヒーにどんどんハマっていたんです。

あなたが何気なく飲んでいるコーヒー。その1杯の背景には、自然の恵や人の労力、想いが凝縮されています。ひいては社会問題や環境問題について考えるきっかけにもなります。そういったものを知れば知った分だけ、コーヒーの味わいも深みを増していくはずです。

そこで今回は、コーヒーがあなたの元に届くまでのストーリーを知ることができる記事をまとめてみました。ぜひコーヒーを飲みながら、世界の人々や地球環境に思いを馳せてみてください。

1gでも、1℃でも、1ccでも変われば、味も変わる!

コーヒーは豆が違えば味わいが変わるのはもちろん、抽出するときに1g、1℃、1ccでも違えば、味わいが変わるんです。つまり全く同じ豆を使っていたとしてもコーヒーを入れる人によって味わいが変わるということ。

あなたはどんな人が淹れるコーヒーを飲みたいですか?

コーヒーを構成する“水”にも思いをめぐらせてみる

コーヒー豆のほとんどは、コーヒーベルトという赤道付近の熱帯地域からやってきます。ではコーヒー豆に注ぐ「水」はどこからやってくるか考えたことはありますか?

毎日当たり前のように飲んでいる水の来し方にも思いを馳せてみると、コーヒーの味わいも変わってくるはずです。

コーヒー豆農家の女性がもらえる利益は100円のうちたったの17円

あなたが毎日飲むコーヒーによって、誰かが苦しんでいるとしたら、どう思われますか? 飲む人だけが喜ぶようなコーヒーよりも、生産者さんも喜ぶようなコーヒーの方が心地良く飲めるはずです。

自分が飲むコーヒーによって、生産者さんにはどんな影響があるのだろうと想像してみてはいかがでしょうか。

コーヒーが自分の元へやってくる全工程を大切にする

コーヒーが大好きで、これからもずっと美味しく飲んでいきたい。でもこのままだといつか飲めなくなる日がくるかもしれません。生産地への配慮やサステナビリティの問題が指摘されているいま、「サードウェーブコーヒー」という新しいカルチャーが注目されています。

生産地や環境問題へも意識を向け、美味しいコーヒーがこれからも飲み続けられるようにしたいですね。

品質も、生産者も、地球環境も。コーヒー1杯に凝縮されているもの

たかがコーヒー1杯、されどコーヒー1杯。あなたがいま飲んでいるコーヒーの裏側には、豆や水、人、はたまた社会問題や環境問題など多くのストーリーが隠れています。

少しでもそういったストーリーに思いを巡らせてみると、目の前にある1杯が特別なものに感じられる気がしませんか?

(プレイリストここまで)

あぁ、やっぱり美味しい。

いまぼくも美味しいコーヒーを飲みながらこの記事を書いていました。「この1杯にはこんなストーリーもあるのか」と思いを巡らせていたら、いつもより深い味わいで、体にじんわり染みていくようなそんな感覚がありました。

母がつくったお弁当を中学生のときにぼくは食べていたんですが、ものすごく美味しかったんですよね。それは母のストーリーが詰まっていると感じられたお弁当だったからなんだと思います。

それと一緒で、コーヒーにはどんなストーリーが詰まっているのか考えてみると、コーヒーの味も、コーヒーへの愛もより深いものになるはずです。

(Text / Curator: 佐藤純平)

– NEXT ACTION –

あなたが飲んでいるコーヒーの豆は、どこからやってきたもの? 産地のことを調べてみよう!

[via Unsplash]