\仲間募集/甘柿の王様「富有柿」の産地・和歌山県九度山町で、未来の柿農家となる地域おこし協力隊

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”どのように食べるか”と”どんな世界に生きているのか”はつながっている。Withコロナの今だからこそ考えたい、「食」から始まる豊かな暮らしをまとめました。

greenz playlist」は、読者のみなさまの「毎日見れないから、いいとこどりしたい!」「過去の記事からも、なにか面白いものを見つけ出したい!」という声に応えて、ライフスタイルやテーマに合わせて過去の記事をリスト化していく企画です。

新型コロナウィルスにより続いた自粛で、食生活がすっかり変わった方も多いのではないでしょうか。もしかしたら誰かと食べることの喜びやつくることの楽しさを改めて感じたり、免疫力を高めようと思った方もいるかもしれません。

誰しもが当たり前に必ずする食事。
それは、私たち自身をつくりだす命そのものです。

だからこそ美味しくて体にいいものをいただいて、健康でいたいと思いますよね。今回はそんな「食」から始まる豊かなくらしのヒントが詰まった記事を5つご紹介します。

10日間、オーガニック食品だけで生活! 身をもって体験したヒルカワさんが感じた暮らしの変化とは? by 村山幸さん
 

オーガニック食品に関心を持っている人は多いはず。すでに毎日の食事に取り入れている人もいるかもしれません。けれども、全ての食品をオーガニックにするのは、今の日本では、オーガニック食品の扱いは非常に限られていてとても難しそうです。実際に現在、オーガニックの野菜やお米などの生産に使われている耕作面積は、全体のたった0.4パーセントにすぎないのだそう。(農林水産省のレポートによる)

けれども、オーガニック食品だけで生活できたら、いろいろな変化をもたらしてくれそうです。もちろん体にもいいはずだし、大量に農薬が使用されている農業の現状を変えることにつながるかもしれません。

では、実際に10日間すべての食品をオーガニックにしたら、どんな変化が生じるのでしょうか。(⇒続きは、こちら

年間10万円の食品を捨てている現在。ただレシピだけが載ってる料理本は、もう時代遅れ? フードロスと食育を学べる美味しい一冊を見つけました! by 山崎久美子さん
 

あなたは「料理をつくって食べること」について、どんな思いを抱えていますか?

美味しくてフォトジェニックな料理をつくりたいと思う一方で、何かと忙しい私たちは、できるだけ手軽に調理したいとも思っている。子どもを育てている家庭であれば、食習慣も身につけたいけど、日々のご飯をつくるので精一杯で、食育までは手が回らないとか、全てを叶えることに難しさを感じている人も多いのではないでしょうか。

そんな私たちの食に関するワガママを叶えつつ、社会課題でもあるフードロスまでを取り入れたレシピ本を発見しました。それが今回ご紹介する、『Rock What You’ve Got:Recipes for Preventing Food Waste』。カナダのグエルフ大学の「Guelph Family Health Study(GFHS)」チームが、家庭の食べものの無駄を減らし、食事を楽しめる栄養価の高いレシピを誰もがダウンロードできるように、PDF形式でインターネット上に公開しています。(⇒続きは、こちら

唐突だけど、語らせて! 僕はパンを愛してる。ソーヤー海が語る、パンから始められる創造者への道。 by ソーヤー海さん
 

たまにこだわりの美味しいパン屋さんに行って買うこともあるけど、自分でつくったパンより美味しいと思うことはあまりない。自分でつくれば、自分の好きな味の、焼きたてのパンが、食べられるわけだから。

プライスが付いているものは、どうしてもどこか安い感じがするけど、お金で買えないプライスレスなものには、その瞬間しか存在しない、素晴らしい意味があると思う。命の世界ってそういうものなんじゃないかな。(⇒続きは、こちら

 
大豆を育て、味噌を仕込む。“消費されるだけじゃない”生き方が、私に“安心”という豊かさをくれた。たけいしちえさんに教わる、人生を変える手前味噌のレシピ – by 池田美砂子さん
 

「味噌をつくって人生が変わった」というちえさん。味噌仕込みという体験が、彼女の生きかたをどう変えていったのでしょうか。

キーワードは、「循環」「安心」、そして、「消費されるだけじゃない生きかた」。味噌づくりを教わりながら、ちえさんの生きかた・ありかた、「自分の手でつくる」ことの魅力に触れてみましょう。(⇒続きは、こちら

 
「普段の食べ方」で社会は変えられる。全米一予約が取れないレストラン「シェ・パニーズ」オーナー、アリス・ウォータースの”おいしい革命” by 土居彩さん
 

今から100年以上も前、フランスの思想家・政治家であるサヴァランが言いました。

「国家の運命は、国民の栄養状態(育まれ方)で決まる」と。

それは”どのように食べるか”ということが、根源的な意味で”どんな世界(国家)に生きているのか”とつながっているのだということ。

私たちの食べ方は、私たち自身のみならず、この惑星の健康状態にも影響を与えています。健康とは貧困、飢え、病気についてのことだけを示すのではありません。社会不平等、公共教育の低下、不誠実な政治や暴力、さらに踏み込むと気候変動といった私たちが直面している深刻な問題はひとつの例外もなくすべて、私たちが「どう何を食べるのか」ということで導かれた必然的な結果なのです。(⇒続きは、こちら

(プレイリストここまで)

いかがでしたか?

当たり前にしている食事にもう一度目を向けることは私たち自身を守り、毎日の暮らしを豊かにしてくれることにつながります。

私自身、自粛生活がきっかけで話しかけた近所の畑のおばあちゃんとの交流で、旬で新鮮な野菜が食べれるようになったことはもちろん、食べることもつくることも特別になり、何よりもつながりができました。それは、私の暮らしにとって、かけがえのないことです。

庭で野菜をつくってみる。
パッと済ませていた食事をていねいにつくって食べてみる。
スーパーではなく、顔が見える人からの食材を買ってみる。

毎日の暮らしの中で、あなたも今すぐできることから始めてみませんか?

– NEXT ACTION –

まずは今週末の食事から。
何を食べるか家族と話して、一緒につくって一緒に食べる。
そんなことから始めてみませんか?
それだけで美味しさも楽しさも喜びも、いつもより特別なものになるかもしれませんよ。

(Text / Curator: 細矢香織)
(写真提供: 山中康司)