\6/17(月)開催!ほしい未来をつくる仕事の説明会『街と暮らしの課題を解決する仕事』/

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丁寧に美味しく食べる。きっと、それがフードロスを解決する方法。あなたに、サステナブルで健康的な食事を楽しむ生活を教えてくれる仲間「Meal Prep Mate」を使ってみた。

今日、あなたは朝ごはんになにを食べましたか?
そして、昼ごはん、夕ごはんに何を食べるのでしょう?

毎日のごはんの献立を考えて、買い物に行って料理するのは、楽しくはありつつも、なかなか大変なことですよね。

まとめ買いをしてみても、使いきれずに腐らせてしまう野菜があったり、ついつい料理をつくりすぎてしまったり。そして賞味期限が切れてしまい、食品を捨ててしまったことがある方も少なくないはず。

そんなあなたの食生活が、あなた自身にも地球環境にも優しくなる道をひらいてくれるかも? というプロジェクトをご紹介します。

それは、「NRDC」のSave the Food.comのオンラインツールである「Meal Prep Mate」。このツールを使えば、毎日の料理をもっと楽しく、そしてサステナブルにたのしむことができるかもしれません。

NRDCとは、ニューヨークに本部がある自然資源防衛協議会という団体。このNRDCが、Save the Foodプロジェクトとして、ローンチしたオンラインツールが「Meal Prep Mate」です。このツールは、なんと食べ物を食べる人数、一日に必要な食事の回数、使いたい素材を選ぶと、1週間分の食事のプランをつくってくれるのです!

どんなツールか気になってきましたか?
では、さっそく、「Meal Prep Mate」を一緒に使ってみましょう。

「Meal Prep Mate」は4つのステップで成り立っています。最初のページでは、料理を食べる人数、1週間に料理する回数、1日に用意する食事の回数をチョイス。
その後、肉、魚などのたんぱく質、野菜・果物などの作物、ご飯・パンなどの穀物のブロックにごとに、使いたい食材を選びます。ベジタリアンや、アレルギーなど、色んな食生活に対応できるよう考えられているんですね。

全部えらんでボタンを押すと、栄養士や専門家がバランスを考えた一週間の食材の量のプランをあっという間につくってくれます!
このプランには、買い物リスト、食材の保存方法、適切な分量、レシピが含まれていて、あとは買いものに行き、料理をするだけ。

私が一番グッときたところは、プランに含まれている「REMIX MEALS」のレシピ。
たとえば週の終りに、食材にあきてしまったり、余分な食材があまってしまったときに、味付けを変えてさらに楽しむレシピを紹介してくれるんです。

例えば、少し残ってしまったヨーグルトは、パンケーキミックスと混ぜてプロテインパンケーキに。残った豆腐はてりやき丼に。食材をムダなく、最後まで味わうヒントがいっぱいつまっています。

アメリカで開発されたツールなので、日本食向けの食材がまだまだ少ないのがちょっぴり残念なところ。納豆、大根とか、日本でもおなじみの食材のバリエーションがふえたら、毎日使いたいなあと思いました。これからのアップデートに期待しましょう!

国連の調査によると、世界中で生産された食品の3分の1、13億トンあまりが廃棄されているそう。また、農林水産省及び環境省「平成27年度推計」によると、日本では年間2,842万トンの食品廃棄物が出されています。

このうち、まだ食べられるのに廃棄されるフードロスは646万トン。これは、飢餓に苦しむ人々に向けた食糧援助量(平成26年で年間約320万トン)の約2倍に相当するのだとか。まだ食べれるのに、捨てられてしまっている食材がたくさんあるんです。

Save the Food.comによると、「Meal Prep Mate」を使って食事の準備をすると、

1. 食品廃棄物を減らす
2. 時間とお金を節約する
3. 健康的に食べる

ことができるそう。

仕事や育児など、忙しい日々の中で、栄養のある食事をきちんと食べることってなかなか大変。「Meal Prep Mate」を使って、毎週の食事を準備すれば、時間の節約にもなり、健康にもつながり、そして、フードロスという大きな社会問題の解決に結びついていくはず。それって、すごいことだと思いませんか。

そのほかにも、人数とコースを選べば、ヘルシーでフードロスの少ないディナーメニューをつくってくれる「THE GUEST-IMATOR」や、フードロスを考える記事やレシピが更新されるなど。SAVE FOOD.comには、フードロスを考えるヒントがたくさん。おしゃれでカラフルなデザインは、楽しくまなべる工夫がいっぱいちりばめられています。ぜひアクセスしてみてください。

食べることを大切にすることが、食品ロスを減らすことにむすびついていると教えてくれた、「Meal Prep Mate」。
もしかしたら、丁寧に毎日の暮らしを楽しんでいくことが、社会をよくしていくことにつながっているのかもしれませんね。

[Via ecowatch, the drum,消費者庁, Save the food.com]

(Text: 荒田詩乃)