\12周年、タグラインをリニューアルします/

7月16日からgreenz.jpのタグラインは「ほしい未来は、つくろう。」から「いかしあうつながり」に変わりました。

詳しくは編集長鈴木菜央のコラムを読んでもらえると嬉しいです。

7月16日、greenz.jpのタグラインは「いかしあうつながり」に変わりました。

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電気もない。水も通ってない。だからこそ、いつもより動物や地球に思いを馳せてしまうかも。無料で泊まれるオフグリッドキャビン「The Watchers」

電気もない。
水も通ってない。
「そんな場所で過ごしてみない?」と誘われたら、あなたはどう思いますか。

私たちの暮らしには、電気も水も必需品ですよね。だから「そんな不便な場所…!」と思ってしまう方がきっと多いでしょう。しかし、そんな当たり前のようにあるものが「ない」ことで、見えてくるものがあるかもしれない。そう期待する方もいらっしゃるかもしれません。

そんな期待を抱いたあなたにこそオススメしたいのが、今日紹介するオフグリッドのテントキャビン「The Watchers」。まるでフクロウのような外観の、この建物。ここで一体、どんな時間を過ごせるのでしょう?

フクロウたち3羽が、湿地にある遊歩道に身を寄せ合って立っているのを発見

フランスのボルドー地方にある「The Watchers」は、現代芸術アーティストZebra3/Buy-Selfが設計したもの。電気はありませんが、ガラス張りのドアと木の壁の明るさが、やさしい調和を生み出しています。

このドアは、森からインスピレーションを得たそう。

電気なしでもこれだけ明るいのは、自然いっぱいのこの環境ならでは

モデルになったのは、ここボルドー地方に住むフクロウたち。屋根は羽に、大きな2つの丸い窓は目に見立ててあり、ストライプ模様の木材を丸く曲げて骨組みにして、身体は丸いベニア板でつくられています。

窓から外を覗いてみると、そこには自然いっぱいの美しい風景が。しばらく過ごしているとフクロウたちの気持ちが分かるかも?

水も電気も通っておらず、キャビンには必要最低限のものしかありませんが、中に入ってみると、木がつくりだす温かい空間が広がります。巣をモチーフにした白くて丸いベッドが各キャビンにあり、ゆっくりとくつろげるそう。キャンプがちょっと苦手な人でも、ここなら快適に過ごせていいですね。

ベッドは2人用なので、家族で遊びにいく人は寝袋やベッドシートも忘れずに

3階建てで最大9人まで泊まることができ、各階へはハシゴで行き来ができます。

オンラインでのみ予約を受けつけている

「地元の人や観光客を自然とつなぎなおしたい」という思いからつくられた「The Watchers」。デザイナーのCandice Petrillo(以下、キャンディスさん)は、地面に穴を掘る小さなフクロウと、ここの環境の静けさにインスピレーションを得たそうです。

オフィス街を拡げる工事がおわった後に、以前はあった湿地を探して、鳥たちが空を飛び回っているのが見えました。そこで急にアイデアが浮かんだんです。

キャンディスさんがつくった、かわいくて温かみがあり、自然と調和したオフグリッドキャビン。あえて必要最低限のものしか置かないことで、自然が与えてくれる豊かさが見えてくる気もします。

いつもと違う環境に身をおいて、自分や自然、地球にちょっとだけ思いを馳せてみる。なにかと忙しい私たち現代人ですが、少しだけ立ち止まって、丁寧に考える時間を持ってみるのって、きっとすごく大切なことなのではないでしょうか。

私たちが自分自身の時間を大切にすることが、自然や地球に優しくあることにつながっていくのかもしれません。

[via Culture Trip, inhabitat, Mashable asia, My Modern Met]

(Text: ひだみき)