\12周年、タグラインをリニューアルします/

7月16日からgreenz.jpのタグラインは「ほしい未来は、つくろう。」から「いかしあうつながり」に変わりました。

詳しくは編集長鈴木菜央のコラムを読んでもらえると嬉しいです。

7月16日、greenz.jpのタグラインは「いかしあうつながり」に変わりました。

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正しさだけでは、人を巻き込めない。アメリカ発、”食べられるインテリア”「Eco Qube Frame」が気づかせてくれること。

みなさんはこの製品、一体何に見えるでしょうか?
アート作品? 観葉植物? あるいは、スタイリッシュなインテリアに見えるという方もいるはず。

実はこれ、わずか10日間で栄養たっぷりの野菜を手軽につくれる「Eco Qube Frame」というフレームガーデンなんです!

観て楽しい、食べて美味しいを実現させる「Eco Qube Frame」。その大きさは縦23センチ×横30センチ×奥行き8センチで、棚に写真たてのように置いたり、壁にかけたりもできる省スペース設計。生活感のある従来のプランターとはひと味違う竹のフレームは、部屋のひとつのインテリアとして使えるくらいデザイン性が高い仕上がりです。

階段の壁の空きスペースを有効活用、家庭菜園ではなく額に飾られた作品のよう。

まず使い方を見ていきましょう。

はじめに、水をタンク部分に目盛り一杯注ぎます。

このタンクに入る分の水だけで野菜がしっかり育つんです!

そこに種を撒いた専用のパッドをセット。

土と比べてお手入れは簡単で衛生的。

たったこれだけで準備完了!

特殊な素材の専用パッドが、常に程よい水を野菜に与えてくれるので、面倒な水やりは一切不要。そして、土を使わない、日光も必要ないので、部屋の好きなところに置くことができます。

多肉植物も育てられます。

さらに、「Eco Qube Frame」で育てられた野菜は、普通の野菜と比較して最大40倍も栄養価が高いとか。きゅうりなどの実が大きい野菜には不向きですが、ハーブ、ルッコラ、コリアンダー、ケール、ほうれん草などを育てられます。獲れたての野菜やハーブをいつもの料理に添えるだけで、食卓の彩りが鮮やかになるはず!

左が「Eco Qube Frame」でつくられ、右が従来の栽培方法でつくられた同じ野菜。

育てる、収穫する、食べるのサイクルがかつてない速さ。

今、注目されている水耕栽培で野菜を育てる「Eco Qube Frame」。土を使わない水耕栽培は従来の栽培方法の90%以下の水だけで30〜50%早く育てられるそう。世界中で9人に1人が食料不足、5人に1人が水不足と深刻な状況の中、水耕栽培はこれからの食卓を支えることになるかもしれません。

「Eco Qube Frame」を開発したのは、水耕栽培製品をつくっているアメリカの会社「Aqua Design Innovations」のKevin Liang(以下、ケビンさん)。

僕たちの目的は、「Eco Qube Frame」のような便利な水耕栽培キットを”美しいインテリア”として提供することで、誰もが地球に優しい活動に携われる環境をつくることなんだ。

料理と健康的な食事が大好きなケビンさん

水やりをせずとも栄養豊富な野菜が食べられるのは人間にとってもうれしいことですが、水の使いすぎを防げるのは地球にとっても喜ばしいこと。多くの人が環境問題に対して関心はあるかもしれません。

でも、”環境に優しいから”という理由だけでは人を動かすインパクトに欠けます。デザインがかっこいいという大きな入り口から、水不足や食料不足の問題を知るきっかけにつながる「Eco Qube Frame」のような商品はこれから増えていくでしょう。

何か行動を起こすときに社会に訴えかける気持ちも大切ですが、同時に関心のない人の心をもつかむ魅力を考えることが大事だと「Eco Qube Frame」は気づかせてくれます。

[via inhabitat,Kickstarter,prweb]

(Text: 大林碧)