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【随時更新】たとえ被災地から離れていても、僕らにはできることがある。九州地方で起きた震災に対して、僕らにできるアクションをまとめます。

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greenz.jp編集長の鈴木菜央です。

4月14日(木)21時26分、熊本県を中心に発生した最大震度7の大地震。4月20日までに59名の大切な命が失われ、未だに余震が続く九州5県で9万人の方が避難生活をしてるという情報も。グリーンズメンバー一同、今回の地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りするばかりです。(出典元

そんな予断を許さない状況がつづいている中、僕たちはただただ被害が広がっていくのを見ていることしかできないのでしょうか。僕らが直接、被災者の方々を助けに行くことは難しいかもしれません。でも、今この瞬間に、たとえ被災地から離れた場所にいたとしても、僕たちができることはあるはず。

そこでこちらの記事では、greenz.jpのライターさんやエディターさんなどコミュニティの方々と共に、僕らとご縁のある方からの情報を随時更新制で掲載していきます。

被災者に届けたい情報をシェアすることから始めてみる。

避難所での生活を快適にするために、畳を届ける「畳店ネットワーク」
 
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こちらの画像は https://greenz.jp/2015/01/09/kappa_kobe/ から掲載しています

カッパ天国」の記事で取材を受けていただいた幸内政年さんが関わっている「畳店ネットワーク」は、被災地での避難所に畳を届けるプロジェクト。4月21日現在で2000枚以上の畳を、熊本市内を中心に届けています。

被災者にとって、拠り所となる避難所ですが、その多くは小学校の体育館など床が固く、少しひんやりとしている環境が多いのも事実。そんな場所に、畳を届けることで、被災者の心も体も温めてくれます。

(⇒詳細は、こちら
(⇒畳の届け先などの速報は、Facebookページからご確認ください)

 
被災者のためにゲストハウスを開放「Tanga Table」
 
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北九州市にあるダイニング付きゲストハウス「Tanga Table」は今年の3月にgreenz.jpにご登場していただきました。地元食材を使った料理を食べることができ、旅行者にも地元の方にも開かれたゲストハウスです。

そんな「Tanga Table」が熊本地震で被災された方に向けて5月末まで相部屋内のベットを無料で提供してくれます。受け入れ人数は10人程度、トイレやシャワー、キッチンは共有、洗濯機も利用可能で、お子さん連れの方の受け入れもできるとのことです。

(⇒詳細は、こちら

被災地の方が今1番必要なものを知る。そして、行動を起こす。

現地で活動する、本当にお金が必要な寄付先を掲載する「Think the Earth」
 
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こちらの画像は https://greenz.jp/2014/02/27/greenpowerbook/ から掲載しています

greenz.jpでは何度も記事で紹介させていただいている「Think the Earth」は、いち早く現地入りして今支援金を必要としているNGOの情報をホームページにまとめています。

4月21日現在で、「ピースボート」や「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」を始め9団体を掲載しており、活動支援金の適切な寄付先を選ぶ際に有効な情報となっています。

(⇒詳細は、こちら

震災後の熊本で、有志で立ち上がった「くまもと新町古町復興プロジェクト」

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「くまもと新町古町復興プロジェクト」のFacebookページより掲載しています
(→ https://www.facebook.com/restartfurumachi/?fref=nf&hc_location=ufi)

熊本城の城下町でもある新町古町では、今回の震災により400棟もの町家などの歴史的建物が甚大な被害を受けました。この地震からの復興の為、有志で「くまもと新町古町復興プロジェクト」が立ち上がり、地震以上に素敵な町を目指すべく活動をしています。そして4月26日に支援金募集を開始しました。

(詳細はこちらの「くまもと新町古町復興プロジェクト」HPよりご確認ください。)

このプロジェクトのメンバーの宮本茂史さんよりコメントをいただきましたので、下記に記載させていただきます。

“新町、古町の町屋オーナーから「町屋を解体するかもしれない」との相談を複数受けています。 無理もありません。今まで家族で必死に守ってきたものが、数日で再起不能と思わせるほどの打撃を被ったのですから。 家族では無理だと思います。そんな負担をよく今までも耐えてきて頂いた、と思います。

しかし、私は町屋は熊本城の城下町である新町・古町の大切な「たからもの」だと思って、今まで活動を続けてきました。マンションも立ち並ぶなか、歴史の生き証人として西南戦争以降の140年の間、町の変容をずっと見てきた400棟の町屋たち。 他人の所有ですが、その景色が自分達の誇りであると感じ、何とかして次の世代へ引継ぎたいと望んでいます。 新町古町の町屋を守る、クラウドファンディングを立ち上げます。少しでも残す、という選択肢を選んでもらえるよう、私も含めた皆さんの力が集められるように。”

※「くまもと新町古町復興プロジェクト」の情報は、グリーンズの寄付会員「greenz people」の方から頂いた情報です。

こちらのページは、随時更新していきます。

(4月28日10時11分更新)