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電気自動車の充電をカッコよくしたい!蝶のように美しい折りたたみ式ソーラーステーションが登場

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みなさんは電気自動車の充電をしたことはありますか?

日本全国でも着々と充電スタンドが広まっていますが、今回は自動車メーカー「Volvo」が主催するデザインコンペ「Switch to Pure Volvo」で優勝した、まったく新しい充電スタイルをご紹介します。

まるで羽を広げたクジャクのように自動車を取り囲む美しい物体…これはなんと、太陽光を利用して車を充電できるソーラーステーションなのです!「テントのように軽く、蝶のように可憐な折りたたみ式充電器」というコンセプトで設計されました。

名前は「Pure Tension」。ロサンゼルスを拠点とするデザイン会社「Synthesis Design + Architecture(SDA)」が考案しました。

高さ3m、幅7mとかなり大きい「Pure Tension」 高さ3m、幅7mとかなり大きい

骨組みは複数のカーボン繊維の管で構成され、高密度なプラスチックと柔軟性のある太陽光パネルに覆われています。また、テントのように折り畳めるので、未使用時はトランクに収納できるとのこと。この形にすると効率よく太陽光を吸収できるようで、12時間もあれば車をフル充電できるそう。

一般消費者向けの販売はまだ未定ですが、実機は今年9月にローマで一般公開されるようなので、ぜひ見てみたいですね!

「Pure Tension」により、さらに魅力的に映る「V60プラグイン・ハイブリッド」 「Pure Tension」により、さらに魅力的に映る「V60プラグイン・ハイブリッド」

化石燃料を使うクルマを代替するものとして注目された電気自動車ですが、まだまだ一般的には普及していないのが現状です。新しい暮らし方として根付いていくには、利便性と同時に「これは使ってみたい!」と思えるような、魅力的なライフスタイルの提案も必要。こちらのテクノロジーとアートを融合させた「Pure Tension」は、そのひとつのヒントになりそうですね。

みなさんは、どうやったら電気自動車が広がると思いますか?ぜひご意見お待ちしています!

(Text:細貝太伊朗)

[via fastcoexist]