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石巻市牡鹿半島、小さな漁村の物語を本に。「OCICA出版プロジェクト」がクラウドファンディングで資金調達中

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牡鹿半島の小さな浜に住むお母さんたちが一つひとつ、丁寧につくり上げているハンドメイドブランド「OCICA」。以前、greenz.jpでもご紹介した「OCICA」を制作した一般社団法人つむぎやが、OCICAができあがるまでのストーリーを書籍にして、出版するためのプロジェクトをスタートさせました。

現在はプロジェクトのための資金を「MotionGallery」というクラウドファンディングサービスで集めている状態。MotionGalleryは、CAMPFIREやREADYFOR?など数多くのクラウドファンディングサービスの中でも、社会に新しい体験・価値観をもたらすクリエイターやNPOなどの創造的なプロジェクトを支援することに特化したサービスです。

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http://motion-gallery.net/projects/ocica

今回、出版する予定となっている書籍は、発行、販売も独自の手法を取るそうです。執筆、編集、デザインを、つむぎや・フリーの編集者・NOSIGNERの3者で協働して進め、間に出版社を介さず、直接に印刷会社に製作してもらうんだとか。先日、日本仕事百貨が設立した本のレーベル「シゴトヒト文庫」も同じような手法をとっていました。今後増えてくることが予想される出版の形態へのチャレンジとしても注目のプロジェクトです。

今回、OCICAのストーリーを書籍化するに至った経緯や、込められた想いについて、つむぎや代表の友廣裕一さんにお話を伺いました。

震災後、石巻の沿岸地域の避難所を駆け回りながらも、自分にできることの小ささに途方に暮れることがありました。そんな中、牡鹿半島の鹿、猟師さんや工芸ができる方、NOSIGNERの太刀川さん、お手伝いをしてくれる人や販売店舗の方。たくさんの方々との出会いの中でOCICAというプロジェクトが生まれ、そして多くの人の手によって育まれてきました。

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OCICAは、小さなプロジェクトです。しかし、規模は小さくても、プロジェクトに関わる人、それぞれにとって大きな意味のあるプロジェクトになりました。小さいからこそ大切にできることがあり、これを継続していけるところまできました。

そこで、感謝の気持ちを込めて、これまでの僕たちの歩みを一冊の本にまとめさせていただくことにしました。これまで伝えきれていなかった日々の出来事や、大切にしてきた考え方などを、みなさんと共有できたらと思っています。

今回出版予定の書籍は、販売も通常の出版流通ルートは使用せず、OCICAの販売方法に近いやり方を模索していくそうです。MotionGalleryでの事前予約注文販売を行い、OCICAネックレス・ピアス販売店舗さんでの先行販売を開始する予定だとか。

今回の書籍出版によって、さらに多くの人にOCICAのストーリーが伝わることで、ますますOCICAのファンが増えるのではないでしょうか。石巻市牡鹿半島で生まれた物語が、広く、長く人々に語り継がれていくための一歩を応援したいですね。