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オシャレに自然エネルギーを楽しもう!デザイナーが提案するソーラー電池付き食器「The Energy Collection」

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わたしたち電力」は、これまで“他人ごと”だった「再生可能エネルギー」を、みんなの“じぶんごと”にするプロジェクトです。エネルギーを減らしたりつくったりすることで生まれる幸せが広がって、「再生可能エネルギー」がみんなの“文化”になることを目指しています。

いよいよ夏本番!部屋に差し込んでくる日差しも一段と強くなる季節になりました。日差しのおかげで部屋は暑くなるけど、もしこの光を使って部屋で発電できるとしたら・・・?

今回ご紹介する「The Energy Collection」は、窓辺のテーブルに差し込んでくる日差しを利用したソーラー電池です。

みなさん、上の写真のどこに電池があるかお気づきですか?実はこれらの素敵なガラス食器のすべてがそう!私たちがテーブルで食事やおしゃべりを楽しんでいる間に、太陽光で発電してくれる優れものなんです。見たところ特に変わったところのない今回のガラス食器ですが、使われている染料にその秘密があります。

とある研究者が植物の光合成の仕組みを研究し、ブルーベリーやほうれん草から抽出される色素に光を当てることで、色素が電子を放出することを発見しました。それに二酸化チタンをあわせることで、電流を生み出す技術を発明したのです。

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その技術を取り入れて作られたのがこちらの「The Energy Collection」。デザインしたのはRCA(ロイヤル・カレッジ・オブ・アート)の学生Marjan Van Aubelさんです。彼女は、科学的な視点をデザインに取り入れることを探究し、この技術をガラス食器に取り入れることに成功しました。

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このグラスに太陽の光が当たると、一方がプラス極に、一方がマイナス極になり、その間で電流が発生します。光が当たっている間ずっと発電し続けることはもちろん、直射日光や紫外線など限られた光だけでなく、窓ガラスを通した可視光でも効率よく発電できるそうです。

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このガラス食器は専用の棚とセットになっています。棚はバッテリーの役割を果たし、食器がつくる電流を蓄えることができます。その棚にケーブルをつなぐことで、スマートフォンの充電や読書灯などに使えるという仕組みです。この技術を応用すれば、日当たりの良い部屋のどのインテリアでも発電できる可能性があるそうです。

以前にgreenz.jpでは、シートのように曲げられるソーラーパネルを応用した「発電するカーテン」をご紹介しましたが、新しい技術を使えばカーテンもカラフルに作れるかもしれません。

ソーラーパネルを設置しにくいマンションや一人暮らしの部屋でも、気軽に、そしてオシャレに自然エネルギーを取り入れることができるようになれば、きっと気分もすっきりですね!

(Text: 杉本真奈美)

[via core77]

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