ブラジルのサッカーチームがユニフォームを赤から白へチェンジ?それはサポーターへの献血を促すメッセージでした!

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みなさんは献血に行きますか?駅前や学校で、よく「献血にご協力をお願いします」という光景を見かけますし、最近ではマッサージ付きなど、さまざまな工夫もされています。

とはいえ「大事なことはわかっているけど、なかなか参加できない…」という方が多いのも事実。そこで今回は、たくさんの献血を集めるために、ブラジルのサッカーチームが行ったクリエイティブなキャンペーンをご紹介します!

チームの名前は「EC Vitória」。1899年に設立された老舗チームで、チームカラーである赤と黒のストライプ柄のユニフォームが特徴です。ユニフォームはチームの象徴としてサポーターにとっても大事なもの。

しかし、今シーズンは赤のラインが白に変更されています。どうしてでしょうか?

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この取り組み、実はサポーターに献血を促すキャンペーンの一環だったのです。献血に行く人が増えるにつれて、ユニフォームの赤のストライプが少しずつ戻っていきます。目標の人数に達すると、元のユニフォームに戻るという参加型の仕掛けなのです。

また、このキャンペーンではFacebookTwitterなどのソーシャルメディアもうまく活用し、献血に行ったときの写真を投稿してもらうなど、サポーターとコミュニケーションを取りながら、献血を促しています。目標達成は少し厳しいとのことですが、ソーシャルメディア上で見えるサポーターの生き生きした表情から、献血が「自分ごと」になっているように思います。

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Photograph by Felipe Oliveira / EC Vitoria

メッセージはとてもシンプルですが、多くのファンを抱えるチームが、一気にサポーターの行動を促すことで、社会にインパクトを与えることは価値のあることだと思います。サッカーのユニフォームと言えばよく広告枠として使われていますが、この事例のように誰かの行動をデザインするような利用の仕方も興味深いですよね。

(Text: 佐藤慶一)

[via GOOD]

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