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子どもの頃から自然エネルギーと仲良く!風車をリユースした公園がオランダで大人気

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子どもたちが遊んでいる何やら不思議なカタチの遊具。何だと思いますか?
実はこれ、風力発電に使われた風車の一部なんです!

オランダでは、北海からの強い風をいかして、古くから風車を利用してきました。そのオランダならではの歴史と、風力発電という自然エネルギーの二つを同時に親しむことできる公園なのです。

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とはいえ、もともと風車のリユースを目的につくられたわけではありません。

ロッテルダムにある子どものための芸術活動センター「Kinderparadijs Meidoorn」では、古くなってしまい、安全面で問題のあった遊具をつくり変えたいと思っていました。それもただ新しくするだけでなく、付加価値のあるものにしたいと考えていたのです。

そこで、協力を求めたのが「2012Architecten」という、“superuse”というコンセプトのもと、クリエイティブなリサイクルを基本理念として活動している建築家グループでした。

彼らが自分たちで開発したのが「harvest mapping」という、廃材や余った製品がどこにあるかを調べることのできる便利な部品調達ツールです。そこで目に留まったのが、使われずに放置されていた風車の翼でした。

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2012Architectenのカオラさんは「オランダの歴史にかかせない風車を選んだのは、まったくの偶然でした」と話していますが、もともと大自然の力にも耐えうるように設計されているため頑丈なこと、空気力学によって考えられた形が、子どもたちの想像力を膨らませるのに一役買っていることなど、奇跡的にうまくはまったリユースの事例といます。

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何より自由に遊ぶ子どもたちの姿がとっても楽しそう!こうして風力発電が幼い頃の原風景になり、自然エネルギーを身近に感じて育つことで、自然エネルギーが当たり前の社会が近づいていくのかもしれません。

(Text: 杉本真奈美)

[via Co.DESIGN]