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東北から考える日本の未来。様々な人が集う「社会イノベーター公志園」が気仙沼で7月21、22日に開催

社会イノベータ公志園2

東北の震災から1年以上が過ぎ、話題にのぼることもだんだんと少なくなってきています。現地では多くの方が復興活動に取り組み、日々課題の解決に挑戦しています。

課題の解決へと取り組まなければならないのは、日本、世界も同様です。7月21、22日の二日間、東北・気仙沼を舞台に、東北、日本、そして世界の課題解決に取り組む人々が集い、未来を考える「社会イノベーター公志園」の決勝戦が開催されます。

社会イノベーター公志園とは

社会イノベータ公志園

グローバリゼーションと、それに伴う国際的な競争が急激に進むなか、経済格差、都市への人口集中、地域の過疎化、社会的疎外の拡大、医療・介護制度の綻び、環境問題など、課題が数多く生まれてきています。誰もが、深刻な課題であることを認識しているにも関わらず、その現状を打破できるような大きな生み出すことはできていません。

社会イノベーター公志園は、現状を打ち破り、未来を創り出していくのは、「人」であり「行動」であると考え、それを支援するためのプラットフォームを構築することを目的としています。甲子園大会が持つ、「球児自身の成長」、「観客・応援者の共感」、「地域/日本全体の活性化」という三つの役割に着目していることから、公志園という名称は来ているそうです。

プログラムの流れは、公募・地域推薦により全国から集まった候補者を選抜し、全国大会への参加者が決定します。その後、決勝への参加者は、4ヶ月の期間にわたって、メンタリング支援を受け、自らのビジョン、構想、事業プランのブラッシュアップしていきます。これまで4ヶ月の間、自分の事業を練ってきた16名のイノベーターによる決勝戦が、7月21日、22日に気仙沼市で行われます。

なぜ気仙沼で開催するのか

乗り上げた船

社会イノベーター公志園は、昨年夏に亡くなられた、せんだい・みやぎNPOセンターの代表理事、加藤哲夫さんの後押しによって、この世に生まれたプロジェクト。加藤さんは、プロジェクトの影も形もなかった3年以上前から、いち早く、公志園の理念や取り組みに賛同し、事務局と共にプロセスを創っていきました。

3.11以降、事務局は加藤さんの東北を元気にしたいという想いを受け継ぎ、公志園が東北復興と日本再生にどのように貢献できるのかについて、東北の経済界や市民団体と何度も議論を重ね、その過程で、気仙沼の菅原茂市長が「是非、気仙沼で公志園を」と声をかけたそうです。

気仙沼市では決勝大会翌日、気仙沼市民を中心に、全国から決勝大会に参加する観客も加わって、「創造的復興」ついて議論をするフォーラムが開催予定。この他にも地元の市民団体、財界などが連携し、マルシェや音楽バンドのTUBEの復興応援野外ライブが行われるなど、2日間の充実した内容となっています。

市長からのメッセージ

運営事務局からのメッセージ

壇上にあがる16名のイノベータ
壇上にあがる16名のイノベータ” title=”壇上にあがる16名のイノベータ

今回、「社会イノベーター公志園」の決勝を開催するにあたっての、事務局の方からのメッセージをいただいたので、紹介します。

3.11をきっかけに、課題先進国である日本の象徴たる存在となった東北の地。私達は、東北の復興にこそ、日本の再生の鍵が秘められていると考えています。

7月21(土)、22日(日)の2日間は、気仙沼市役所をはじめ、地元の商工会議所、経済団体、青年会議所、NPOなどの市民団体が協働、ここに、公志園を支える財界、政界、大学、市民セクター等の支援者が全国各地から集います。市長をはじめ、市民の方々と共に、気仙沼の地で、日本と世界未来を考えるという、日本で一番、エネルギーと熱気に溢れる2日間となります。

ご参加くださる方には、震災から1年半が経過してもなお、多くの課題を抱える被災地の現状を感じることができます。さらには、世界の課題解決に取り組む、挑戦者たちの志や熱い思い、その生き様に触れ、自分自身の現状と向き合う機会を得られると思います。

また、損得勘定抜きに、出場者を応援、支援する、伴走者や実行委員等の、日本でも有数の経営者や一流ビジネスマンと共に、東北の復興と日本の再生について、思いを馳せる時間となれば、と考えています。

気仙沼も含め、被災地にまだ行ったことがないという人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。海と青い空に囲まれた気仙沼に、是非、沢山の人に足を運んでもらえたらと思っています。

竜の松

「社会イノベーター公志園」は、参加者だけでなく、それを応援する人も重要なプレイヤーとして位置づけています。声援を受けることで、参加している人たちはさらに自分のアイデアをブラッシュアップさせることができるのです。この記事を読んだあなたも、日本の未来について、考える一人のはず。自分なりの関わり方を考えてみて、もしよければ現地に足を運び決勝大会に参加してみてはいかがでしょうか。

社会イノベーター公志園に参加してみよう。