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昔ながらの知恵にデザインの味付けを!食べ物を冷蔵庫から”解放する”デザインプロジェクト

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わたしたち電力」は、これまで“他人ごと”だった「再生可能エネルギー」を、みんなの“じぶんごと”にするプロジェクトです。エネルギーを減らしたりつくったりすることで生まれる幸せが広がって、「再生可能エネルギー」がみんなの“文化”になることを目指しています。
どこに住み、どんな暮らしをつくるのか。本当に必要なものは何か。「暮らしのものさし」は、株式会社SuMiKaと共同で、自分らしい住まいや好きな暮らし方を見つけるためのヒントを提供するインタビュー企画です。

この写真、皆さんは何に見えますか?実はこれ、単に野菜を飾っているわけではなく、昔から受け継がれてきた伝統的な方法で、野菜を保存しているんです。


多くの野菜は普通は冷蔵庫に入れるものですが、電気は使わずにどうやって保存するのでしょうか?秘密はそれぞれの野菜や果物の特徴を活かすことにあります。

例えば、これは根菜類のための砂を詰めた保存箱!

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ニンジンやネギなどの根菜は、垂直の状態で土の中で育ちます。そのため、土から抜いた後も垂直で保存しておくのが一番新鮮に長持ちする方法。また、砂に入れることで野菜への負担を減らし、砂が湿度の調節もしてくれます。

こちらは、卵専用の棚。

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卵の殻には約100万個の穴があり、冷蔵庫にただ入れておくと他の匂いや空気中の物質などを吸収し、味が落ちて鮮度もダウン。真ん中のガラス容器には水が入っていて、新鮮であればあるほど卵は底に沈み、鮮度の確認もできます。

見た目にもかわいいこのプロダクトを手がけたのは、アムステルダムを中心に活動している韓国人デザイナー・Jihyun Ryou(以下、リョウさん)。

「最終的なゴールは、より自然のままの伝統的な食べ物の保存方法を提案し、私たち消費者の食べ物への意識を高めること」とリョウさんは言います。彼のコンセプトは“Shaping Traditional Oral knowledge” 。昔から語り継がれてきたことを形にする、という意味を込めています。

また、ウェブサイトには「save food from the refrigerator(食べ物を冷蔵庫から解放しよう)」というメッセージも!同じ場所で簡単に保存できる冷蔵庫はとても便利ですが、こうみてみると全ての食べ物にとってぴったりな保存方法ではないということです。それぞれの食べ物の自然な状態を考え、形にしたのがこの棚なのですね。

スパイスの瓶の蓋についたお米の袋が、瓶の中の湿気を吸収します。

スパイスの瓶の蓋についたお米の袋が、瓶の中の湿気を吸収します。

また、野菜を砂の中に入れたり、お米を入れたり、実際に食べ物と触れて丁寧に扱うことで、自分の体に取り入れる食べ物により関心が持てるようになりそうです。現代のように学問や技術が発達・浸透していない社会でも、昔の人は経験と感覚で食べ物の扱い方を知っていたんですね。

まるで”おばあちゃんの知恵袋”にうまくデザインを取り入れる、というのは可能性がありそうです。みなさんの知っている素敵な知恵があれば、ぜひ教えて下さい!

(text: 土橋遊)

[via Co.DESIGN]
the name of designer “Jihyun David” (www.jihyundavid.com)
the website: www.savefoodfromthefridge.com

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