greenz.jpの連載「暮らしの変人」をともにつくりませんか→

greenz people ロゴ

“犬好き×グリーン好き”のあなたにオススメ!廃材をリサイクルした”屋上庭園付き”犬小屋はいかが?

doghouse

どこに住み、どんな暮らしをつくるのか。本当に必要なものは何か。「暮らしのものさし」は、株式会社SuMiKaと共同で、自分らしい住まいや好きな暮らし方を見つけるためのヒントを提供するインタビュー企画です。

最近おうちでハーブや野菜を育てている人が増えていませんか?また、読者の中には犬を飼っているという方も少なくないと思います。そんな”犬好き×グリーン好き”なあなたにオススメなのが、こちらの”屋上庭園”付き犬小屋です!

こちらの写真は、リサイクル資材を使ったペットハウス・コンテストでクリエイティブ賞を受賞した犬小屋。この思いつきを形にしたのは「ジャンク(ゴミ)からものづくりをするのが大好き」というクリスティンさん。彼女は毎日犬と散歩をしながら廃材を探し、古いドアからブランコを作ったりしてしまうそうです。

doghouse

材料には改築現場のゴミ箱で見つけた木材を使用し、屋根にはプランターと排水管を内蔵。さらに水をあげたらマイドックの頭がびしょびしょに、なんてことにならないように、シャワーカーテンを利用した水漏れ防止対策も。

屋根は簡単に取り外しが出来るので、ちゃんと植え替えも出来ます。浅めのプランターでは、ミントやローズマリーなどのハーブや葉野菜が育てられています。素晴らしいのは、この屋根が夏涼しく冬暖かい温度を保ち、換気も考慮されているので、とても快適に住めること。この家なら、家主のワンコも気に入ってくれそうですね。

コンテストが開かれたのはアメリカ・ジョージア州のサバンナというところ。歴史的な町並みが残る港町で、映画「フォレスト・ガンプ」のロケ地でもあります。そう、あのガンプがベンチに座って語るシーンが撮影された町です。

crowdnearbooth

コンテストを主催したEmergent Structuresは建築廃材の削減と再生利用を促進する活動をしている非営利団体で、今回のコンテストに再生資材の寄贈もしています。

ダウンタウンに住むクリスティンさんは「この場所は再生資材を集めるのに最適」と言います。この町に住む人にとって建築廃材のリサイクルは、取り壊された歴史的な建物を、新しいものに生き返らせるアイデアでもあるのです。

ReneeMalloyHorz

ひとつの犬小屋から、環境のこと、まちのこと、たくさん学ぶことができますね。ぜひあなたのおうちでもいかがですか?

[via Material Realizations]

こちらでは、テーブルでサラダにできるグリーンを育てています