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食を通じて母国の文化を伝授!移民によるクッキングスクール「Culture Kitchen SF」

greenz/グリーンズculturekitchen

食と文化は、密接につながっているもの。ということは、その国・地域ならでは料理を作り、食べることで、その文化に触れることができるというわけですね。そこで、移民が多い地域でも知られる米サンフランシスコでは、移民が地元の人々に母国の料理を通じて文化を伝える、ユニークなクッキング教室「Culture Kitchen SF」が開催されています。

「Culture Kitchen SF」の講師を務める“シェフ”は、メキシコ、ベトナム、インド、フランスなどからサンフランシスコに移住してきた11名の女性たち。それぞれ、母国で学んだとっておきの家庭料理レシピを、クッキング教室で披露します。公式ウェブサイトでは、その秘伝レシピの一部も公開されていますよ。

「Culture Kitchen SF」は、文化交流の手段として、食を活用しているのが特徴。家庭料理を一緒に作って、ともにテーブルを囲むという場をつくり、グルメな地元住民と料理好きな移民たちをつないでいます。また、料理の奥に根付いている独自の文化やコミュニティ・社会を知るきっかけにもなり、食のありがたさを改めて実感する機会にもなっているそうです。

日本でも、ここ数年、節約や健康維持のため自宅で料理して食事をとる「内食(うちしょく)」や友達を家に招いてまったり飲む「家飲み」がトレンド。食を通じて互いの文化を知り交流を深める“プチ「Culture Kitchen SF」”を仲間同士でやってみると、みんなでワイワイ楽しみながら、料理のレパートリーを増やせるかも!?