ここにある[kizuna]は、私たちの財産です。ロイヤリティフリーで著名人の映像コンテンツを配信する「kizuna311」

kizuna311

kizuna311

震災からまだ間もない3月16日、突如あるウェブサイトが立ち上がりました。サイトの名は「kizuna311」。トップページには、俳優の渡辺謙さんからのメッセージと朗読の映像が公開され、同時にYouTubeにもアップされました。


被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。

今この国にある最高の財産は、人と人の絆です。
これから僕達は様々な絆を通して、
一人でも多くの輪を広げ皆さんを応援し続けます。

サイトには、オープン直後から続々と映像コンテンツが更新されています。吉永小百合さんからの手紙役所広司さんからの手紙笑福亭鶴瓶さんからのメッセージなど、通常であれば厳しく著作権管理される貴重な映像コンテンツの数々。kizuna311では、これらを、全て“ロイヤリティフリー”で提供することを宣言しています。そして、特に、被災地近郊や被災者受け入れ市町村に届けられる、ローカルテレビ・ラジオ局・コミュニティ放送局に対し、映像の再頒布を呼びかけ、被災地に届けてほしいと訴えています。


“kizuna311” a message from Ken Watanabe(英語版)

呼びかけ人は、渡辺謙さんと、脚本家であり放送作家の小山薫堂さん。はっきり言って、かなりの大物同士。登場する俳優も誰もが知っている顔ばかりで、当然ながら、kizuna311はすぐに大きな反響を呼びました。彼らがタッグを組めば、何でもできてしまいそうな気さえしてしまいます。

でも……

「kizuna311」に関わるあるスタッフは、
「想いだけで始まった企画」と言っていました。

ある野球選手は「野球しかできないですから」と言い、
戦う姿で被災地に勇気を与えようとしています。

あるミュージシャンは「歌うことしかできませんが」と、
歌うことで精一杯の想いを表現しています。

有能で知名度もあり、何でもできるように思える
kizuna311に登場する彼らもまた、
私たちと同じように無力さを感じながら、
彼らに今できることを必死でやっているのでしょう。

被災した方に今すぐに届かないとしても、
日本中、世界中が皆、同じ気持ちで無事を祈っています。
この想いこそが、彼らが表現したい本当の[kizuna]なのだと思います。

一日も早く、この映像が、みんなの祈りが、
被災地のみなさんに届きますように……

kizuna311 #03 香川照之からのメッセージ

kizuna311 #05 笑福亭鶴瓶からのメッセージ

kizuna311 #07 佐藤浩市「生きる」朗読