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“マイお坊さん”が見つかる「仏教人データベース」も登場!進化した仏教メディア『彼岸寺』

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「仏女」という言葉が生まれたり、お寺でカフェやイベントが行われるなど、最近はずいぶん仏教が身近になってきた気がします。でも、仏教には宗派もいろいろあるし難しそうで、まだまだ近づき難いという印象は拭えません。仏教に、もう一歩近づきたいと思っても、どうすればいいかわからないですよね。

そんなイメージを払拭してくれるのが、お坊さんたちがプロデュースしている「彼岸寺」というサイト。ここには、お坊さんのブログや連載コラム、ツイッターで質問できるコーナーなど、お坊さんのリアルな姿に接し、仏教を身近に感じることができるコンテンツが盛りだくさん。自分にぴったりの“マイお坊さん”も見つかるかも? この度リニューアルして、さらに面白くなった「彼岸寺」の世界をご案内します。


「彼岸寺」のオススメコンテンツを、編集長の松下弓月さんにお話を聞きながらまとめてみました。

個性豊か!12人の仏教人による連載コラム

まず注目は、連載コーナー。今回のリニューアルで新たに7つの連載が加わり、その数、合計12本。「ITビジネスマンの檀家寺経営奮闘記」「インドでMBA修行中のお坊さんのブログ」「テクノロジーがうみだす宗教の未来を考える」などなど、そのテーマはどれも個性的。お坊さんや仏教ライターさんなど、それぞれの価値観から生み出される言葉の数々は、一読の価値あり。どれも仏教の知識がなくても楽しめる内容になっています。

彼岸寺連載コラム

彼岸寺連載コラム

Twitterでお坊さんに質問!

読み物ばかりではありません。Twitterでお坊さんに質問、会話ができる仕組みを設け、そのやりとりをまとめて解説してくれるのが「そもさんせっぱ」というコーナー。#somosepa というハッシュタグで質問すれば、どこからともなくお坊さんが答えてくれ、さらに深い内容についてはこのページ内で解説してくれます。最新の記事では「TVや雑誌などで「オーラ」という言葉をよく耳にしますが、仏教にはオーラという概念はありますか?」という質問に対し、複数人のお坊さんが回答していますが、これがどれも興味深い。身近な疑問から仏教の考え方の一端に触れることができて、「へー」と納得してしまう内容です。

お坊さん自身も楽しんでいらっしゃるという「そもさんせっぱ」。会話を楽しんでみるのもよし、ハッシュタグ #somosepa でそのやり取りを追うだけでもよし。ツイッターではちょっと質問し難い疑問や、文字数が収まらない場合は、別途お問い合わせ専用メールでも受け付けているそうなので、気軽に利用してみてはいかが?

そもさんせっぱでやり取りされたツイート

そもさんせっぱでやり取りされたツイート

“マイお坊さん”を探せ!仏教人データベース

さらに今回のリニューアルの目玉ともいえるのが「仏教人データベース」。このサイトを作っている個性豊かなお坊さんたちのほか、仏教をテーマに活動するライターさん、学者さんなど“仏教が根底にある人”がずらり勢揃い。まさに、データベースです。個人ページにはプロフィールの他、このお坊さんの最近の活動や更新コラム、ツイッターのつぶやきなどが表示されています。

仏教人といっても、宗派や活動も人それぞれ。このページで自分にとって一番親しみやすい“MYお坊さん”を見つけるのもよいでしょう。松下さんによると、今後、システムのバージョンアップにより、仏教人を”フォロー”すると自分のマイページ上でお気に入りの仏教人の最新情報を一覧で見る機能が追加される予定とのことです。

仏教人データベース

仏教人データベース

と、見所満載の彼岸寺ですが、今回のリニューアルの最大のポイントは、

仏教への入口を「お寺」から「人」へと設定し直したこと

だそうです。もともと彼岸寺は「仏教に興味があってもどう勉強したらいいかわからない」「どこのお寺に行けば話を聞いてもらえるのかわからない」といった人のために、仏教へアクセスしやすい環境を提供するウェブサイトとして運用してきました。今回はさらに「仏教を学び実践する人のコミュニティづくり」に視点を置き、仏教を通して人と人をつなげるサイトとして生まれ変わったというわけです。

結局ほんとうに仏教そのものを伝えることができるのはやっぱり人以外にないと思い、ちゃんと仏教への入口となってくれるような人とのつながりを作れるようにとこの仕組みを作りました。これだけ色んな仏教人がいることを知り、自分にあった人を見つけて、その人とともに仏教に触れていって欲しいと思っています。

と、松下さん。「彼岸寺」は、人と人とのコミュニケーションをデザインすることから仏教というものを伝えようとしています。伝え手は、個性豊かな彼岸寺メンバー。とにかくこのサイトを見ると、仏教のイメージが変わることは間違いありません。まずは、Twitterで面白い人を探すような感覚で、お気に入りのお坊さんを見つけてみてはいかが?

もちろんファンページもあります!