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No 教科書, But iPad?大学キャンパスでiPadの導入例が続々!

Creative Commons: Some Rights Reserved. Photo by thomcochrane.

Creative Commons: Some Rights Reserved. Photo by thomcochrane. (本記事と画像とは関係ありません)

日本でアップルの多機能情報端末「iPad(アイパッド)」が発売開始されてからおよそ3ヶ月が経過。当初の極端な品薄状態は徐々に解消され、このホットなデバイスを指で華麗にタップする人の姿も、チラホラ見かけるようになりました。ゲームや動画といった娯楽はもちろん、メールやスケジュール管理など、仕事ツールとしても、幅広く使われていますが、iPadの活用範囲はさらに拡大中。大学の教育現場でも導入されはじめているそうです。

ノートルダム大学(University of Notre Dame)では、iPadを活用した“ペーパーレス”講義を創設。学生たちは、従来の紙製の教科書の代わりにiPadの電子書籍で学びます。講義で使う教材はすべてiPad上で配信され、担当教員や学生同士のコミュニケーションにもiPadを活用。情報やアイデアが手軽に共有できるよう、この講義専用のオンラインディスカッションプラットフォームも開設されています。

この講義は、同大学が進めている「ePublishing Working Group(電子出版ワーキンググループ)の取り組みの一環で、「iPadによって学生たちの学び方がどう変わるのか?」など、大学教育にiPadを取り入れる実質的な効果を検証する狙いもあるとか。教える・学ぶ・研究するといった活動をシームレスに実現する上で、iPadのようなタブレット型のデジタルデバイスは、高いポテンシャルを秘めているとみられています。

また、日本の大学でも、iPadを活用する兆しが現れはじめました。名古屋文理大学では、2011年の情報文化学部情報メディア学科の新入生全員に、iPadを無償で配布する計画。同様の動きは、大谷大学の人文情報学科でも予定されており、教材テキストの電子書籍化をはじめ、オンラインでの情報共有や、学生と教職員の双方向のコミュニケーションツールとして活用する方針です。また、中部学院短期大学部の幼児教育学科では、「SonataNote」というiPad用楽譜表示アプリがピアノの実習授業に取り入れられているそうですよ。

もちろん、iPadは学ぶための“ツール”のひとつ。既存のものから単に“置き換える”だけではあまり意味はないかもしれませんが、この新しいツールをより多くの人々が使いこなしていく過程で、これまでにない新しい学び方やクリエイティブな活動が生まれるかもしれませんね。皆さんも、「iPadって、実は、こんな使い方、あるんだよ!」というアイデアをお持ちでしたら、ぜひ教えてください!