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部活みたいにボランティアで青春!ティーン向け社会貢献サイト「Do Something」

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何かイイこと、してみたい―。
そんなポジティブな思いがティーンエイジャーの柔軟な発想力や積極的な行動力と結びつくと、いったいどんな「化学反応」が起きるでしょう?米国には、若者の底知れぬパワーをよりよい世の中づくりにつなげようという発想から生まれたユニークな社会貢献型ウェブサイトがあるそうです。

Do Something」は、10代の若者をメインターゲットに絞り込み、社会貢献アクションやボランティア活動をサポートするオンラインプラットフォーム。「活動の主役はティーンである」がコンセプトのこのウェブサイトでは、「世の中のために、何か役に立ちたい」と考えている若者の好奇心を刺激し、自律的なアクションが促されるよう工夫されています。

たとえば、「何かしたいけど、何をすればいいのかわからない」というユーザに向けて、「What’s Your Things?」というコーナーを設置。世界はいまどんな社会的課題を抱え、その解決のために何をすべきなのか?がトピック別に採りあげられており、それぞれわかりやすく説明されています。一方、「実際に、社会貢献活動をしたい!」というユーザは、「Act Now!」のページで、自分の興味・関心やスケジュールにあわせて、ボランティア情報を検索することが可能。1年といった長期の活動から1日限り、中には「One minute(1分)」というものまで、コミットできる範囲にあわせて、活動を選べます。また、ユーザ登録すれば、自分が取り組んでいる社会貢献プロジェクトに関して、ボランティア募集の告知などを投稿することもできますよ。

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また、「Do Something」のもうひとつの特徴が、「CLUBS!」。名のとおり、自分たちの社会貢献活動を「部活」にしてしまおうというもので、仲間を5人集めて、活動のアイデアがまとまったら、「Do Something」に応募して、活動をスタートさせるという仕組みです。「Do Something」に登録されている「各クラブ」の活動状況はウェブページで共有されているほか、毎週活動資金争奪コンテストが開催されるなど、クラブ同士で切磋琢磨し合えるような仕掛けも設けられています。

ボランティア情報サイトとしては、日本にも、「Yahoo!ボランティア」や「チャリティ・プラットフォーム」といったものがありますが、「Do Something」はユーザ層として10代にフォーカスしているのが大きな特徴ですね。ユーザ層を絞り込んだボランティア系サイトという観点では、子ども向けの「Yahoo!きっずボランティア」が少し似ていますが、「Do Something」はユーザ同士のコミュニケーションプラットフォームという側面が強いという点で、やはり似て非なるメディアといえそうです。

学生さんは夏休み、真っ只中ですね。
宿題の自由研究にお悩み中のアナタ、思い切って「Do Something」の日本版みたいな社会貢献系のオンラインプラットフォームを作っちゃうというアイデアはどうでしょう…!?
もし、そんな素敵なことが実現したら、ぜひgreenz.jpにご一報を。

ティーンのためのグリーン系ウェブサイト「Teens Turning Green」をチェックしてみよう。