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NYのタイムズスクエアに100%太陽光発電のみのビルボードが初登場!

greenz/グリーンズ Eco Board

ニューヨークのタイムズスクエアと言えば、世界中のビルボードや企業のネオンサインが集まる観光名所。この電力の浪費とも言える街に一石を投じるかのように、タイムズスクエア初の100%太陽光発電のみのビルボードが登場しました。

リコーが設置したこのビルボードの名前は、その名も正しく「Ricoh Eco Board」。大きさは高さ14.3m×横幅38.4 mで、62枚のソーラーパネルと24個のPV薄型ソーラーモジュール、16枚のLEDパネルで構成されています。

ビルボードとは、ネオンサインのような電光看板ではなく、ビルの上に設置された大型看板のことです。EcoBoardでは以下のように、ソーラーパネルとソーラーモジュールを使って太陽光で発電した電力を、看板部分を照らすLEDパネルに供給しています。

greenz/グリーンズ EcoBoard

リコーは Eco Boardの設置を発表した2008年当初から、このビルボードでは通常電力は一切使用せず、100%再生可能エネルギーのみを使用することを明言していました。完全に太陽光発電の電力だけを使用することで、CO2削減に貢献したいという意図を明確に表していたのです。

しかも、万が一太陽光が足りず電力供給ができなくなった場合には、看板の照明は落とすのだそうです!!さすが30年以上も前から環境保護に関する取組みを長年続けている企業です。環境に対する意識に、お見事と言いたくなるほど筋がビシッと通っています。

Eco Boardの完成式典で、リコーアメリカ広報のディレクターJason Dizzine氏はこう言っています。

多くの広告はメッセージを伝えている。
だが、このEco Boardは存在自体がメッセージなのだ。
広告の電気が消えてもいい。
それよりもリコーにとっては、この地球をより良くしていくことを
世界中の人とシェアすることの方が大切なのだ。

大型看板のビルボードを照らしているとはいえ、LEDパネルを使用しているので必要な電力は少ないはずです。それでも、時には電力供給ができないかもしれないという可能性を考えなければいけないほど、ビルボードに必要な電力量は大きいものなのですね。ということは、周りのギラギラ・チカチカと光るネオンサインには一日に一体どれほどの電力が必要なのか、想像するだけでもゾッとします。

夜でも明るい、いやむしろ夜の方が明るいタイムズスクエアという街で、時に光りを灯さないEco Boardが伝えるメッセージが、他の何よりも明るく輝くものであって欲しいものです。そして、せっかくリコーという日本企業が、世界の広告の中心地で初のグリーンな試みを実施したのですから、次は日本でも同じようなビルボードを早く見たいですね。

Eco Boardは今ちゃんと電気が点いてるの?