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丸の内朝大学発『ハイタッチ隊』。「ジブン磨きの成果は、東京に元気を届けることでした!」

ハイタッチ隊の活動の様子

ハイタッチ隊の活動の様子

都会の人混みの中に一人でいると孤独を感じる。そんな気持ち、誰しも一度は味わったことがあるでしょう。都会には、知らぬ間にコミュニケーションのバリアが張り巡らされているのかもしれません。

コミュニケーションのバリアを乗り越えて、「人に笑顔を、まちに元気を」届けるべく、ユニークな活動を展開しているグループがあります。アラサー世代の7人が結成した「ハイタッチ隊」です。活動内容は、出会った人、道行く人とハイタッチをすること。実に単純明快です。挨拶でも握手でもフリーハグでもなく、手を上げてタッチするだけの気軽さが、コミュニケーションのスイッチとなって、知らない間にニヤッとしてしまいます。ハイタッチには人の心をくすぐる不思議な力があるんです。

汐留や丸の内でのゲリラ・ハイタッチから始まった活動も、最近ではイベントに呼ばれる機会が増えてきました。今後は“ハイタッチ大作戦”と称し、企業や自治体とのコラボレーションや、自主イベントも計画中です。

「出勤前のジブン磨き」で注目を集める「丸の内朝大学」。その「環境・ソーシャルプロデューサークラス」で、ハイタッチ隊は産声をあげました。きっかけは、グループ内でグッズ制作を担当する中村るりさんの提案です。

「私が育った田舎では、すれ違ったら知らない人とでも挨拶するのが当たり前で、挨拶をしないと学校に連絡が届いて怒られることもありました」(中村さん)

中村さんの故郷は、濃密な人の結びつきが今も残る兵庫県の山間の町。

「東京で挨拶のムーブメントを起こしたい」

その思いが、ハイタッチ隊の活動につながっていきました。

リーダーの平井圭一さん曰く、「自分たちが元気を届けようと思っていたのに、やってみたら自分たちが元気をもらっていることに気が付きました」。コミュニケーションは相互作用。届けようとした思いが戻ってきた、ということなのかもしれません。

ハイタッチ隊ロゴ

ハイタッチ隊ロゴ

ハイタッチ隊のかわいらしいロゴを作ったのは、ウェブや活動用のツール制作を担当する岡野知津子さん。この「タッチくん」は、三色ボールペンの落書きから生まれました。企画やコンセプト作りを担当する伊豆昭美さん・堀母日花(もにか)さんに、広報・PRを担当する池田美砂子さん、勢いで押すタイプのメンバーの中で貴重なブレーキ役を務める櫻庭伸也さんと、『男女七人夏物語』ならぬ『七人の侍』よろしく、一人一人が持ち味を発揮したチームワークの良さが光ります。

ハイタッチ隊のメンバーの皆さん。手前左から時計回りに、池田美砂子さん、櫻庭伸也さん、伊豆昭美さん、平井圭一さん、堀母日花(ほり・もにか)さん、岡野知津子さん、中村るりさん。

ハイタッチ隊のメンバーの皆さん。手前左から時計回りに、池田美砂子さん、櫻庭伸也さん、伊豆昭美さん、平井圭一さん、堀母日花(ほり・もにか)さん、岡野知津子さん、中村るりさん。

朝大学に通い始めたきっかけは、「朝の時間を活用したい」「朝だと時間をとりやすい」「早起きに挑戦したい」「新しい人と出会いたい」「毎日に変化が欲しい」「成長したい」と、人それぞれ。

一方で、通ってみた心境を訪ねると、皆揃って自身の変化を挙げました。「少し成長できたような気がする」「意識が変わった」「新しい一面を発見できた」。早起きして出勤前にジブンを磨いてみたら、一皮も二皮もきれいに剥けて自分でもビックリ、ということかもしれません。

桜舞い散る4月。春の訪れを実感するこの時期に、新たな一年の始まりを感じ、自身の成長を誓う人も多いのではないでしょうか。「そうそう」と頷いたアナタにお勧めなのが、4月開校の第四期・丸の内朝大学の講座です。種類は全部で14。「美人講座」や「究極のカレークラス」といった他に類を見ないユニークな講座から、マネーエクササイズ英会話のような、押さえておきたい定番講座まで。アナタにピッタリなジブンの磨き方がきっと見つかるはずです。

夏空がまぶしい7月、アナタの輝きも増している、かどうかは、朝の時間の使い方次第ですよ!

ハイタッチ隊のウェブサイトを訪問する

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