12/21(木) green drinks Shibuya「ご近所づきあい2.0」を考える

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何よりもお届けしたいのは“安心”です。噂のオーガニック託児所内部をメディア初公開!

greenz/グリーンズ peekaboo

お母さんが託児所を選ぶとき、いったい何を重視するのだろう?場所、料金、営業時間…それぞれの都合により優先したい条件は異なると思うが、なんといっても本当に手に入れたいのは“安心”だろう。子育てに励むお母さんたちに、“本当の安心”を届けたいと心から願う一人の女性がつくった託児所が、東京・麻布十番にある。

閑静な高級住宅街にひっそりとたたずむオーガニック託児所「PEEK A BOO(ピカブー)」。コンクリート打ちっぱなしの外観は、どう見てもおしゃれなデザイナーズ・マンション。一見、クールで無機質に感じてしまうこの建物の中には、子どもたち、そしてお母さんたちのための、穏やかで温かい空間が広がっていた。

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“オーガニック託児所”という名前のとおり、PEEK A BOOでは、使うもの全てに、できる限りオーガニックを取り入れてお子様を預かる環境を用意している。食べ物はもちろん、衣類やタオル、おもちゃ、おしり拭きまで肌に触れるものは極力オーガニックコットン製のものを使用し、オーガニック洗剤で洗濯。入浴時のシャンプー・リンス・ボディーソープや、石鹸・洗濯洗剤・食器洗い洗剤も全てオーガニック製品と、成分が全て把握&表示されている安心なナチュラル製品を使用し、スタッフも全員オーガニックコットンTシャツを着用するという徹底ぶりだ。

ぬいぐるみもナチュラル素材

ぬいぐるみもナチュラル素材

そしてもう一つの大きな特徴は、その内装にある。あらゆる箇所に施された温かみのある木材は、実は捨てられてしまうはずだったツリーハウスの材料をそのまま使用したもの。以前、港区立エコプラザ主催のイベントで有栖川宮記念公園に2日間限定で出現した間伐材で作られたツリーハウス。都会のこども達に夢を与えたその材料を譲り受け、コンクリートでできた託児所の内装を温かみのある木を主体としたものに改装したのだ。

温かい木製の家具に囲まれて遊ぶ

温かい木製の家具に囲まれて遊ぶ

光の入る窓辺には滑り台を設置し、手すり部分はツリーハウスをそのままに再現。壁には木材を張り巡らせて棚とつなぎ、温かみのある空間が出来上がった。木のぬくもりそのままに作られた小さな木の椅子やテーブルも、空間にかわいらしさと温かさを与えている。

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“オーガニック託児所”と聞くと、その捉えられ方次第では、こだわりの強いセレブをターゲットとした高級託児所のように思われてしまうかもしれないが、そうではない。ここは代表の梶村さんが、お母さんにとって本当に安心な場としての託児所を追求した結果生まれた“母親の視点から作った理想の託児所”なのだ。

現在小学生2人の母親でもある梶村さん。

「オーガニックへの興味も、母親になってから持ったもので、自分ひとりでは意識していなかったのかもしれません。」

と言うとおり、梶村さんは、港区立エコプラザ主催のオーガニックライフスタイリスト講座を受講した際、高い農薬を使わなければならないばかりに破産していく農家の現状や農薬を使った女性の原型をとどめないほど曲がってしまった爪にショックを受けたという。大切な我が子にそんな背景を持つ農薬を使ったものを与えたくない、高いばかりのオーガニックと言われるが、それ以上の価値を伝えられるのではないかと思い、兼ねてから計画していた託児所開業時に、コンセプトとしてオーガニックを取り入れることを決めた。

開業までは場所探し、内装の変更、都への届出など、苦労が多かったが、それを支えたのはオーガニックを通じてできた多くのつながり。スタイリスト講座で想いを共有した主催者の方や仲間が、内装を手助けしてくれたり、使用する食材や物資の手配をしてくれたり、広報を手伝ってくれたり…開業に至るまでのあらゆることが、つながりから実現していき、2009年4月、PEEK A BOOは、オーガニックの使用率としては日本でも随一の託児所としてオープンした。

廊下の壁にも間伐材が使用されている

廊下の壁にも間伐材が使用されている

しかし、PEEK A BOOの特徴はオーガニックだけではない。託児所の仕組みや体制にも強いこだわりが感じられる。休日も含めた24時間営業で、緊急のお客様にも時間単位で預かる体制がある上、準備も最低限で、お子様と連絡ノートだけあれば預かりOKという、お母さんにとってうれしい工夫がいっぱいなのだ。

ご自身の育児経験からも感じていた不便や負担、不安を解消したい、託児所に預けざるを得ない状況下にあり、都会で忙しく生きるお母さんにも「安心」を与えたいと言う梶村さんの想いから生まれたこれらの仕組みが評判を呼び、今では問い合わせも多く寄せられるようになったという。

階段にも乳幼児のための配慮が…

階段にも乳幼児のための配慮が…

さらに梶村さんは、「お母さんも楽しめる託児所でありたい」と思い、8月から月2回の頻度で、マルシェを開催するようになった。野菜や果物、オーガニックフラワーなどを託児所の玄関先で販売するマルシェは、お母様たちに大好評。この取り組みにより、PEEK A BOOは、お母さんにとって、楽しみながら子育てに関する安心・安全な情報も得られる場所としての役割も果たすようになった。

今後も月2回のマルシェを開催(次回は2月18日)していくとともに、多くのお母さん達からの声を実現するためのイベントや仕組みづくりを計画しているのだとか。麻布という場所柄、外国人のお子さんもいるため、英語レッスンにも力を入れていく予定。ニーズに応じて形を変えていく柔軟さもPEEK A BOOの大きな魅力だ。

全てのお母さんとお子さんが気持ちよく、安心した暮らしを送るために…。梶村さんの挑戦は、今後も様々な形となって続いていくことだろう。

greenz/グリーンズ peekaboo

オーガニック託児所「PEEK A BOO(ピカブー)」
〒106-0047 東京都港区南麻布2-9-6

※お問い合わせはメールでお願いします
携帯メール : peekaboo24@softbank.ne.jp(24時間受信可能)
(携帯メールは、パソコンからの受信は出来ません。必ず、携帯メールからお願い致します。)
PCアドレス : organickidshousepeekaboo@yahoo.co.jp (24時間受信可能)

保育士・責任者: 梶村奈美
保育時間: AM7:00~24h
・月極
・一時お預かり

2/18(木)開催!「グリーンな子育て」がテーマのgreen drinks Tokyoに参加する

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