greenz.jpの連載「暮らしの変人」をともにつくりませんか→

greenz people ロゴ

トイレで衝撃とともに反省を促す広告

dispenser

トイレで用をたしたあと、
手を洗おうと石鹸の
ディスペンサーのボタンを押すと、
ポタン…と、
真っ赤な液体が落ちてきます。

ギョッと思って、
ディスペンサーを見ると、
上のほうにこんなコピーが書かれています。

「家庭内暴力を糾弾しないなら、
 あなたは犯罪に加担していることに
 なります。

 213 861 664にお電話ください。
 そして、罪を洗い流してください。」

…。dispenser2

これは、ポルトガルで
アムネスティが実施した広告です。

家庭内暴力、いわゆる
ドメスティック・バイオレンスは
日本でもれっきとした犯罪です。

身近な人にその兆候があったとき、
それを見過ごすことは、犯罪を
助けているのと同じことなんですね。

赤い液体をつかって、
「罪を洗い流してください。」
というのが、ブラックですが
心にズシリと残りますね。