トイレで用をたしたあと、
手を洗おうと石鹸の
ディスペンサーのボタンを押すと、
ポタン…と、
真っ赤な液体が落ちてきます。
ギョッと思って、
ディスペンサーを見ると、
上のほうにこんなコピーが書かれています。
「家庭内暴力を糾弾しないなら、
あなたは犯罪に加担していることに
なります。
213 861 664にお電話ください。
そして、罪を洗い流してください。」
…。
これは、ポルトガルで
アムネスティが実施した広告です。
家庭内暴力、いわゆる
ドメスティック・バイオレンスは
日本でもれっきとした犯罪です。
身近な人にその兆候があったとき、
それを見過ごすことは、犯罪を
助けているのと同じことなんですね。
赤い液体をつかって、
「罪を洗い流してください。」
というのが、ブラックですが
心にズシリと残りますね。