\12周年、タグラインをリニューアルします/

7月16日からgreenz.jpのタグラインは「ほしい未来は、つくろう。」から「いかしあうつながり」に変わりました。

詳しくは編集長鈴木菜央のコラムを読んでもらえると嬉しいです。

7月16日、greenz.jpのタグラインは「いかしあうつながり」に変わりました。

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【Blog Action Day 2009】ホントにあるR水素コミュニティ!デンマークのロラン島からナパのワイナリーまで

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「水から生まれる、幸せのエネルギー。」

R水素とは、原子力や化石燃料を使わず、自然エネルギーを使って水からつくった水素のこと。”R”はリニューアブル(再生可能)の略称で、正式名(?)は“renewable hydrogen”と言います。

今さら聞けない”R水素”入門編!」として記事を書いたけど、greenz.jpとしても世界を変える切り札としてR水素に注目し、R水素ネットワークというNPOを立ち上げて活動を行ってます。(フルタイムの事務局スタッフも募集中!

とはいえ、「いきなり水素って何?」って人がほとんどだし、「R水素なんて未来でしょ」と突っ込まれることも少なくない。そこでBlog Action Dayの今日は、R水素の最新実例を3つほど紹介したいと思います。

ロラン島(デンマーク)


(c)エコロジーオンライン

デンマークのロラン島がとにかくすごすぎる!

ロラン島在住のジャーナリスト、ニールセン北村朋子さんの記事によれば、再生可能エネルギーの比率が50%、グリーンな雇用で失業率が20%から4%に低下、次世代バイオマスとしての藻エネルギーを研究、そしてヨーロッパ初のR水素コミュニティ誕生などなど、旬なキーワードがてんこ盛り!今一番訪ねたいフィールドとして、憧れている(と同時にきっと呼ばれている!)場所です。

Hydrogen Community Lollandは有り余る風力を貯蔵する目的として水素に注目しています。既にデンマークの重要な環境プロジェクトに認定され、女王様が直々にお訪ねになられるなど国内外から大注目。エネルギー系のベンチャー企業Baltic Sea Solutions社(BASS、バルティック・シー・ソリューションズ)のリリースによれば、ロシアやチェコ、エジプトなどから政府レベルでの視察が行われているようです。

最新トピックはこのノウハウを持って、グリーンランドでも水力を活用したR水素プロジェクト”H2KT”をスタートしたこと!ロラン島の成果が、次々と広がっていくのが楽しみですね。

ハワイ島(アメリカ、ハワイ州)

みんな大好き、ハワイも負けてません!

去年Think the Earthの地球レポートにも書きましたが、R水素ネットワークが今あれこれ画策しているのがNELHAがあるハワイ島です。火山の豊富な地熱を活用して、水素ハイウェイ構想なんかもR水素な政治家(実際にいるんですよ!)を巻き込んで具現化しようとしています。

そしてハワイといえば、サンサンと輝く太陽!こちらの記事によれば、ハワイのハイテク企業HTDC社が、ソーラーパネルでつくった電気で水素をつくり、クルマの燃料としての活用を検討しているとのことです。ガソリン価格の高騰が問題となっているハワイでは、常識的には高いとされている水素も、十分に価格競争力があるのでしょうね。

マウイでは風力、など島々のポテンシャルを生かして進むハワイのR水素社会。オアフ島からハワイ島まで、水素飛行船が飛ぶ?なんて話もあるようですが、定番の観光地からグリーンイノベーションの最先端事例へ、ますます目が離せません!

ナパ(アメリカ、カリフォルニア州)

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(c) Napa Winery Company

そして最後はワインの産地として有名なナパバレー!

Twitter界隈で続々とRTされまくっているのが、「Renewable Hydrogen Production Becomes Reality At Winery(ワイナリーで水素製造が現実に!)」という記事です。こちらはNapa Winery Company社の取り組みで、製造過程で出た排水をバクテリアで分解し、有機物から水素を取り出すというもの。農業とR水素の可能性も広がる、まったく新しいアプローチとして期待大です!

そして何よりワイナリーという目の付け所もいいですね。ツーリズムとエネルギーはロラン島もハワイ島にも通じる、大きなトレンドになりそうです。

We chose a winery because it is a natural tourist attraction. People go there all the time to experience wine making and wine, and now they can also see a demonstration of how to make clean hydrogen gas from agricultural wastes.

(拙訳)ワイナリーは、自然派のツーリストにとって魅力的な場所です。ワインの製造過程を見学し、ワインを堪能しながら、新しいエネルギーのことも学べるのですから。


実はハウイもナパも、ここ1ヶ月のニュースなんですよね。R水素という基本的なコンセプトが、同時多発的に加速しているように感じてます。R水素ネットワークは今後もリサーチを続け、ホントにあるR水素をどんどん紹介してゆきますので、何卒お楽しみに!