greenz people は、ほしい未来をつくる仲間たちです。

greenz people ロゴ

新たな視点で農ブームを盛り上げる! ファーム・コミュニケーションマガジン『Agrizm』が創刊!

greenz/グリーンズ Agrizm

あぁ、新しいうねりが動きはじめているな。

それが、新しい農業雑誌『Agrizm』を読むすすめるうちに感じた感想だ。

『Agrizm』は、「農業が身近になる、ファーム・コミュニケーションマガジン」として、この9月に創刊した。いきなり「ニッポンのみなさん、農業ブーム来ましたね」というコピーが目に飛び込んでくる。その肩の抜け具合が余計に、全国で新しい農業の実践とムーブメントが生まれていることを想像させる。

全国農業青年クラブ連絡協議会会長である荻原昌真編集長のメッセージも熱い!
巻頭メッセージの一部を紹介しよう。

『Agrizm』を通じて、実現したいことがある。農業に多くの若者が挑み、挫折や喜びを味わう中で素晴らしい米を、野菜を生み出している姿を伝え、美味しさともう一つ新しい魅力を食卓に届ける。「あのお兄ちゃんの作った野菜が食べてみたい」「このお姉ちゃんのお米が食べてみたい」。こんなふうに、農産物の魅力と農業青年自身の魅力が重なる日が来たら、どんなに素敵だろうーー。

そんな思いを共有できる農業青年が集うメディアとして、本日『Agrizm』を創刊します。

greenz/グリーンズ suiden

Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by hongshuicao

ページをめくっていくと、全国の農業従事者たちの挑戦や熱いメッセージがせりだしてくる。そして、その多様さに驚かされる。不退転の決意の者、遊び心たっぷりの者、お客さんに喜んでもらいたいがために頑張る者、ただただ一所懸命な者など、農業青年の姿は、いろいろだ。ステレオタイプな農家しか思い浮かべられない都会育ちの読者にとって、その多様さは、ちょっと衝撃的かもしれない。

農業雑誌だが、技術的なことにはあまりふみこまない。むしろ、全国に散らばる農業青年たちのコミュニケーションの場をつくりだすことに重きをおいている。

編集長も、【農業青年の方へ】というところで、

技術や経営など、自分たちに役立つ何かを学ぼうとしないでください。たかだか780円。年4回発行の雑誌です。専門的な情報や知識は専門の方から、相当の費用を要して得るべきでしょう。この雑誌は魅力あるあなたが載るべきメディアです。悪用はダメですが、思う存分利用して結構です!あなたの魅力を発信いたします。

と言っている。

コミュニケーションといっても、農産物の販売促進だけではない。農業という生き方の提示、農業に関するニュース・インタビュー、婚活(それぞれのプロフィールには、恋人あり・なしが明記されていたりする)など、さまざまなコミュニケーションをうみだしている。かなり周到なコミュニケーション・デザインだ。もちろん、エディトリアル・デザインも秀逸。

ブルータスやダイヤモンドなどが農業特集をして話題になったこともあったが、『Agrizm』の創刊は、より地に足がついた感じだ。私たちみんなの食を支える農業。農業従事者がさらに幸せになって、多くのひとたちの食卓に美味しい農産物が並ぶ。そんな、ハッピースパイラルなら、どんどん加速していってほしい。

農業をはじめることについて調べてみよう。