カンヌ広告祭2009のソーシャル広告(1)そこで言うか!

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世界最大の広告祭「カンヌ広告祭」が今年も行われました。

世界中で認められたよりすぐりのソーシャル広告の、
ほんの一部をご紹介します。
まずは効果的なメディアの使い方で選ばれる
「メディア・ライオン」の優秀作。

●CHECK THEM

「CHECH THEM」の「THEM」、
それは男性の股間にぶらさがっている二つの玉です。
スタジアムの座席など、股間にあたる場所に、
そっと添えられるような手の形をした紙(笑)。

なんだよこれ~、と笑いながら見ると、
睾丸にできるガンのセルフチェックの仕方が載っています。
睾丸にできるがんの啓発広告なんですね。
この広告が実施されたマケドニアでは、
卵は睾丸のスラングだったりします。
そこで、啓発メッセージをプリントした卵が
スーパーに置かれたりもしました。

メッセージは、

“You can easily detect testiclar cancer
with a simple self-examination.
BE BOLD.
CHECK THEM.”

(かんたんな自己検診で、
 睾丸のがんを見つけることができます。
 勇気を出して、アソコをチェックしよう。)

男というのは、
いくつになっても下品なイタズラが大好きなもの。
病気という、できれば知りたくないことも、
大喜びで受け入れちゃいますね(笑)。

●EBAY ATTACK

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ネットオークションのイーベイで、
たくさんの女性をダミーで出品。
え?女の人、売ってるの?と
驚かせて、メッセージを読ませる仕掛けです。

これはアムネスティによる広告で、
実は毎年200万人もの女の人が売られていて、
誰もがすぐに買春できるような状況にある
ということを訴えています。

メッセージは、

“Buying a woman is an easy matter.
And it’s an easy matter to do something against it too.
Add your signature at ww.amnesty.ch”

(女性を買うことは簡単なことです。
 そして、何かのかたちでそれに
 反対の意志を示すこともまた簡単なこと。
 アムネスティのHPで署名しましょう。)

楽しいショッピングのときに目にすることで、
忘れられないインパクトをもたらしますよね。

●LET IT RING

次は交通安全の広告。
友達から動画を見ることをオススメするメールがきて、
動画のリンクをクリック。
すると携帯電話が鳴って、電話を取ると、
動画の画面に出てくる車が人を跳ねます。

メッセージは、

“avoid an accident,let it ring…”

(事故を起こさないように、
 電話のベルはそのままにしておこう。)

運転中の通話は事故のもとというメッセージです。
どういう仕組みなのかは分かりませんが、
バーチャルとリアルをミックスしたうまい仕掛けですね。

カンヌ国際広告歳日本オフィシャルサイト