優しくてあったかくて、ちょっぴり切ない。ハコイヌワールドに浸ってみる?

ハコイヌ(C)SUGAR

ハコイヌ(C)SUGAR

ワンちゃんの隣にちょこんとたたずむこの子を見たことがあるだろうか? ご覧の通り、ダンボールでできた“ハコイヌ”が、今じわじわと人気上昇中。実はエコロジカルな世界も持っていたりするハコイヌの世界をご案内しよう!

まずはハコイヌの生い立ちとエピソードから。

ハコイヌが生まれたのは昭和40年代後半。団地住まいで犬の飼えない少年がダンボールで作り出した子犬。少年とハコイヌはいつも一緒に楽しく遊んでいて、いつしかハコイヌの頭の中は少年との宝物で一杯になった。

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ハコイヌ(C)SUGAR

でも、ある日少年が引っ越すことになったとき、ハコイヌは手違いで置いてけぼりにされてしまった。それ以来、頭に詰まったふたりの思い出や愛情という宝物を届ける為に少年を探す旅を続けているのだ。頭には宝物が一杯なので、風が吹いても倒れることはないのだとか。

いかがでしたか?
素朴だけどとってもキュートなキャラクターの裏には、こんなちょっと泣けるエピソードがあったのだ。ここには、作者の想いが込められている。

ハコイヌに触れた子供達が、単なる空き箱や段ボールの中に、気付かなかった新しい価値を見つけることができたら・・・

思い出や愛情といった“宝物”が詰まったダンボール。子供達はハコイヌの頭に何を想像し、感じるだろうか。きっとひとりひとり違う感性でハコイヌに接することだろう。

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ハコイヌ(C)SUGAR

そして、ハコイヌはエコロジーに対するメッセージも伝えてくれる。ダンボール製のハコイヌは、少年の物を大切にするこころから生まれたもの。リサイクル率100%の理想的循環型資源であるダンボールのキャラクターが私たちに伝えるメッセージは数多い。作者のさとうえいめいさんにお話をうかがった。

さとうさんは、秋田の白神山地入口の自然豊かな町に生まれた。「町民が無料で乗れる自転車を設置するなど、“環境の町”に生まれました。もともと下水管がなかったのですが、役場で働いていた兄が、排水を川に流せるように微生物で分解するバイオのトイレを考案し、全国公演に出かけてました。」

さとうさんは、そんなふるさとと家族を想い、ご自身でも表現を通して環境を伝えたいと思ったという。そこで、団地住まいの経験も踏まえ、ハコイヌを生み出したのだ。

2002年11月に発表したハコイヌは、ストーリーとコンセプトを届けるため“ハコイヌの歩みと同じようにゆっくり”、主にイベント通販で展開しているのだという。製作当初から、特に海外や大学の教授など環境に携わる方からのお問い合わせが多く、現在環境省の「21世紀子ども放課後環境教育プロジェクト」のキャラクターとして全国を旅している。

「ハコイヌというキャラクターから環境を連想し、メッセージを受ける人々が確実に増えてきているのでしょう。世界の思いは一緒なのだと実感しています。」とさとうさん。現在、段ボール会社と環境にやさしい段ボール製の商品を開発中とのことで、さらにさとうさんの思いはますます広がっていきそうだ。

そんなハコイヌの初となるDVD『ハコイヌ劇場~ニューサウンド・バージョン~』が4月24日(金)に発売となった。

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ハコイヌ(C)SUGAR

さとうさん、PRをお願いします!

「ハコイヌが団地から飼い主の男の子を探して旅に出て色々な旅をします。素朴なハコイヌを通して見える物や事柄がやさしい心をめばえさせたり、忘れかけた何かをよみがえらせたり、そんな気づきを与えてくれます。ハコイヌを通して優しい心になれたらうれしいです」

ハコイヌは飼い主の男の子に会えるのだろうか?でも飼い主はもう40代のおじさま?今後のストーリーも気になるところ。現在、Yahoo!動画でもショートストーリーを一部公開中なので、まずはこのノスタルジックな世界を体験してみよう。

とにかく見ているとそのかわいさに引き込まれてしまうハコイヌ。環境や人に対して優しい心を表現したハコイヌの世界は、子供だけじゃなく、私たち大人にも忘れていた何かを思い出させてくれるかもしれませんね。

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