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“THIS DAY OF CHANGE” 世界の写真家100人が撮った「1.20」を目撃せよ!

クーリエ ジャポン

クーリエ ジャポン

2009.1.20

あの日、あなたは何をし、何を感じていただろうか?

オバマ大統領をかたどった表紙が印象的な『クーリエ ジャポン』3月号では、世界に放つ一大プロジェクトの一部を垣間見る事ができる。

“THIS DAY OF CHANGE”
世界の写真家100人が撮った「1.20」

オバマ大統領の就任する1月20日、その日に世界中の写真家100人が「HOPE(希望)」をテーマに写真を撮った。79カ国、132人が参加。1000枚にも及ぶ写真が撮影され、4月下旬には写真集を発売、写真展を開催する予定となっている。現在、特設サイトにて写真と写真家のコメントを順次公開中だ。

thisdayofchange
“THIS DAY OF CHANGE”特設サイト

あの日、世界中であらゆるものがシャッターに納められていた。

星条旗を振りかざし歓喜するワシントンD.C.の群集、
ケニヤ・ナイロビで、オバマのバッジを売る青年、
路上でオバマ大統領の写真を燃やすイランの過激派の学生達、
春節の帰省ラッシュで切符を買い求める中国・広州の人々、
不安な表情を浮かべるタイ・バンコクのスラム街の子供達。

…そして、通勤ラッシュで窓に押し付けられるの東京の人々。

全てが同じ地球上で起こった現実だ。この写真たちに、あなたはどんな希望を見るだろうか?『クーリエ ジャポン』編集長の古賀氏のメッセージには、力強さを感じる。

これから世界は金融危機の影響で、ますます厳しい時代を迎えるでしょう。こんな時代だからこそ、私たちはこのプロジェクトを発進させたのです。私たちは写真の持つ力を信じています。世界130人強のフォトグラファーの“希望”が、この世界を変えていく可能性だってあると思っています。

この日の世界の反応はそれぞれだが、これまでの大統領の就任とは全く違うものであることは共通しているだろう。間違いなく世界は“CHANGE”を感じていた。その歴史的な日を写真というメディアを通して見ることができるプロジェクト“THIS DAY OF CHANGE”は、クーリエ ジャポンが放つもうひとつの“CHANGE”と言えよう。

オバマ大統領は就任演説のほとんどを“I”ではなく“We”と言う主語を用いて語った。それはもちろん、アメリカ合衆国のみを表す“We”ではないはず。

オバマ大統領誕生によって世界に芽生え始めた地球意識。“THIS DAY OF CHANGE”から、あなたは何を感じるのだろうか。

写真随時追加中!THIS DAY OF CHANGE特設ページはコチラ!

『クーリエ ジャポン』3月号の情報はコチラ!