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RADIOHEADのトム・ヨークがエコをテーマにロンドン市長と会談!

Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by js42

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イギリスのカリスマロックバンド、RADIOHEADのトム・ヨークが、「Observer Magazine」にて、環境問題に関する記事を制作した。

最近では「ファンが詰めかけることで、CO2がたくさん出るから」という理由で、交通の不便な場所で行われるフェスへの参加を断った彼。ロンドン市長にインタビューを敢行し、自身のエコロジー論を熱く展開させたようだ。


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copyright Guardian News and Media Limited 2008

機材の運搬やファンの交通手段など、自身のコンサートが環境に多大な悪影響を及ぼすことにひどく心を痛め、「公共の交通手段があるところでしか、コンサートはやらない」とトム・ヨークは語る。そんな彼が感動したエコアイディアが、フランス・パリで人気急上昇中の新サービス「Velib」だ。

「Velib」とは、パリ市内1450カ所のステーションに2万台に及ぶ自転車を設置し、一日24時間、365日利用可能な、自転車レンタルシステム。最初の30分は利用無料で、どこのステーションでも乗り捨て可能なので、とても便利なのだ。
トムの知人も「Velib」がスタートしてからの6ヶ月で、大きな変化を実感しているとのこと。
渋滞緩和と環境対策に大きく役立っているようだ

トムと会談したロンドン市長ケン・リビングストンも「Velib」を参考にしたエコ活動を、ロンドンでも実施することを検討中とのことだ。

これにはさぞかし、世界のトム・ヨークもほっと胸を撫で下ろしたことだろう。こんなトムはRADIOHEADとして4年半ぶりに来日し「Japan Tour 2008」を実施する予定。ライブはもちろん、彼が盛り込むであろう最先端でロックなエコ的取り組みにも注目したいところだ。