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見附市とマクロビオティック

見附市とマクロビオティック

新潟県の見附市健康福祉課では、4年ほど前から健康食体験事業活動の一環としてマクロビオティックを食体験事業として取り上げ、市民に料理教室や講演会、食育の指導、地産地消運動、環境保全型農業を推進するなどの取り組みを積極的に行っている。

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料理教室風景

新潟県環境保全型農業推進協議会・新潟県農林水産部では、平成11年度に“持続性の高い農業生産方式の導入に関する指針”に基づく“エコファーマー”の認定制度を導入。見附市でもこれを受けて、土作り、減農薬、減化学肥料での農業技術を一体的に取り込む計画で環境にやさしい農業を実践する農業者をエコファーマーとして支援している。

見附市長久住時男氏は今年の市長選挙で再当選。地震や洪水、大雪など災害にみまわれながらもその都度難関を乗り越え、現在も忙しく全国を駆け回っておられるようだ。

ニコニコして人あたりが良い久住市長は元ビジネスマンであっただけに先見の明に優れ、進取の気性に富んでおられる。良いと思ったことに対する取り組みは早い。今では隣の富山県などにも影響を与え、マクロビオティック講演会開催の協力など支援を惜しまない。

見附市では食だけではなく、市民に運動の場も提供している。雪国である新潟ではどうしても冬が長く、車での移動が多いため運動不足になるので個人に合った運動法と運動量を東京の専門家から直接指導を受けながら質の高い健康指導を実践している。

市長との関わりは、私のマクロビオティックのクラスの1期生が彼と偶然にもアメリカ行きの飛行機内で隣り合わせに座ったことから始まった。

当時はまだ市長選に当選する前だった久住氏にマクロをお教えしたのは彼女だったのだ。
その時当選したら是非市民にマクロを広めたいから指導に来てくれるように、と彼女が頼まれたのが私と見附市の出会いのきっかけになるのだからおもしろいものだ。それにしてもその時の約束を守った久住氏にも頭が下がる思いである。

料理教室で作ったマクロパスタ定食
同じく、料理教室で作った豆腐ハンバーグ定食

12月14日(木)〜16日(土)、エコプロダクツ2006にて美上みつ子さんが皆さんをご案内する会場内ツアーが行われます。