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エコ魚が続々発売!?

「MSC」とは、「Marine Stewardship Council(海洋管理協議会)」の略。持続可能な漁業を行うための原則や、認証の審査手順の作成に取り組んでいる非営利団体だ。

このMSCが認定した認証機関が、漁業や流通・加工の審査をし、MSCの基準をクリアしていれば、MSCラベルを貼ることができる。漁業が認証されるには、海の環境を保全しながら、天然の海産物の持続的な利用を実現する(乱獲防止など)だけでなく、資源の持続的な利用を目指した管理に取り組み、そしてさまざまな漁業規則を守ることが求められる。

また同時に、流通・加工業者が専門の認証(CoC認証)を受けていないと、「MSCラベル」を貼ることができない。CoC認証は、ほかの生産方法や、生産場所が分からない水産物と混同されないような管理が徹底されてはじめて受けることができる。

2006年5月には日本国内ではじめてCoC認証を取得した亀和商店が、MSCラベルのついた製品の販売を始めた。最初に発売されたのは、「アラスカ産の天然キングサーモン」。切り身2枚入りで売られている。8月には第二弾、「ギンダラ」。いずれも、東京・築地亀和商店のオンラインショッピングか、ナショナル麻布スーパーマーケットで販売している。また将来、明治屋ストアでも販売を開始する予定だそうだ。

将来、もっといろいろな場所で、そして、近所のスーパーでもMSCラベルのついた海産物が売られるといいですね!

「海のエコラベルMSCラベルつき水産物」(WWFジャパン)
http://www.wwf.or.jp/activity/marine/news/2006/20060818.htm