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「マクロビ版ブーケガルニ」に挑戦!

インターン生の高木美穂です。今回は、私がインターン生としてどんなことに取り組んでいるかをご紹介します。じつは私、丸ビルの外にありますオープンカフェ、「Nature cafe」の料理のお手伝いをしています。おいしくて体によい料理を作っていますので、ぜひみなさまお越しください!

インターン活動で、私はフードチーム担当としてBeGood Cafe が丸ノ内で運営するNature Cafeで出す料理の仕込みや現場でのお手伝いなどをしています。そのなかで、BeGood Cafeが実践する「マクロビオティック」についてお話を聞いたり、実際に調理方法を目で見たりして勉強しています。

体と心の健康のために自然な食事をすることで、自分と自然のつながりを意識し、大切にするようなライフスタイルになっていく……。そんなすてきな世界観をもったマクロビオティック(愛称はマクロビ!)。「地球に優しく自分もおいしい」マクロビ。調理法や食材選びにもその哲学が反映されたポイントがいくつかあります。初心者にはちょっと難しい思想も絡んでいたりするので、初めは「そんな崇高な調理法、普段はできないよなー」なんて思ってしまいましたが、原則は意外と簡単。なによりもマクロビのいちばん大切なポイントは「自分にあったやりやすい方法にアレンジして実践すること」。マイペースに楽しく、普段の食生活にマクロビの要素を少しずつ取り入れていけるといいですね。

さて、マクロビ初心者の私はいま、8月27日に開催されるBeGood Cafe Tokyo vol.92でのフードメニューに採用されたある料理の試作に励んでいます。

今回レシピに含まれているマクロビ要素のなかで、これはいいかも! というポイントはいわば「野菜版ブーケガルニ」を使ってみること。本来ブーケガルニは香草、香味野菜と香辛料を糸で束ねて煮込みものの香り付けに用いられます。しかしこの「野菜版ブーケガルニ」では、ほかにも料理で使った野菜の皮や葉なども一緒にくるんで煮込みます。ブーケガルニにすれば、紐や皮などでひとつにまとめるので、皮などが鍋のなかで散らばることもありません。いい香りとおいしい野菜だしの両方が楽しめて、まさに一石二鳥といった感じ。

食材への感謝の気持ちや、旨みや栄養をより多くとるためにも食材はできるだけ丸ごと使おうという思いから生まれたブーケガルニ。それは「一物全体」というマクロビの大切な調理法にもつながっています。

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どんなメニューになるかな〜
ねぎの皮でくるんだブーケガルニ

そんなことも考えつつ、おいしい一品を紹介できたらいいな、と今日も包丁をにぎります。どんな一品になるかは、当日BeGood Cafeの会場でお試しください。

マクロビをもっと知りたい方のための一冊
BeGood Cafe handbook vol.02 マクロビオティック 
マクロビティックがわかりやすく紹介されています
http://www.begoodcafe.com/shop/index.cgi?type=cat&no=00001000002