\12周年、タグラインをリニューアルします/

7月16日からgreenz.jpのタグラインは「ほしい未来は、つくろう。」から「いかしあうつながり」に変わりました。

詳しくは編集長鈴木菜央のコラムを読んでもらえると嬉しいです。

7月16日、greenz.jpのタグラインは「いかしあうつながり」に変わりました。

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サマー・オブ・ラブ(4)

1969年8月15日、人類が始めて月へ降り立った約ひと月後にニューヨーク郊外で一大野外イベント、ウッドストックフェスティバルが始まった。

このフェスティバルは事前の予想を遥かに超える40万人以上が参加し、結局は後世に語り継がれる無料野外フェスティバルとなった。悪天候と必要な設備の不足から現場は過酷な状況になり、トリのジミヘンが登場したときに残っていた観客はわずか2万5000人だったという。2万5000人をわずかというのも変な話だが9割以上の人が帰ったんだからドキュメンタリーフィルムを観るとわかるが割と閑散としている。月曜の朝なので当然現実の生活に舞い戻らねばならない人もたくさんいたわけだ。設備不足に加え、現在に比べてまだ環境意識の低い時代のこと。ゴミの散乱した会場と最後まで残った熱心な、あるいは疲れきって怠惰な観客を前に、ジミ・ヘンドリックスは140分間に及ぶそのステージの後半で圧倒的にエネルギッシュな演奏を展開し、この一大フェスティバルの全プログラムに幕を閉じた。

そしてその瞬間、サマー・オブ・ラブと呼ばれた愛と幻想の貴重な時代そのものに幕が下ろされた。

エクスペリエンス解散直後、バンド・オブ・ジプシーズとしてのウッドストックでのライブ。火となり風となりそして荒野を走る馬となる。チェロキー・インディアンとアフロ・アメリカンの血を受け継ぐ彼は時にステージで変幻自在な有機体と化す。
Jimi Hendrix – Fire
http://www.youtube.com/watch?v=5EJbpDzFDh8

元バッファロー・スプリングフィールドのスティヴン・スティルス、元バーズのデヴィッド・クロスビー、元ホリーズのグレアム・ナッシュの3人で結成されたクロスビー、スティルス&ナッシュ(CS&N)。後にニールヤングが加わりクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(CSN&Y)として活躍。
Crosby, Stills and Nash – Marakesh Express/Blackbird
http://www.youtube.com/watch?v=wtzIwGViR5w

70年に公開された映画『WOODSTOCK』のエンディング用に作曲した「WOODSTOCK」を唄うジョニ・ミッチェル。サイケな映像。
Joni Mitchell – “Woodstock”
http://www.youtube.com/watch?v=QBWHo8heMKw

ウッドストック会場の様子
映画『woodstock』のポスター

この時代(1968年〜70年)の話題盤
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Woodstock: Music from the Original Soundtrack and More
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00000AVW3/
ウッドストックフェスティバルのダイジェストライブ盤。DVDで発売されてる「ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間」はどちらかと言うとドキュメンタリーな作りなので、普通にライブを聴きたい場合はこっちを。あくまでダイジェストですが。

ザ・ローリング・ストーンズ / レット・イット・ブリード
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000E6G4WS/
1969年リリース、元リーダーのブライアン・ジョーンズが参加した最後のアルバム。いろいろ曰く付きのアルバムだけどブルーズ・ロックとカントリーの悲哀とさすらいが滲み出た、個人的にはストーンズ最高傑作。ゲストもライ・クーダー、レオン・ラッセル、ニッキー・ホプキンス、アル・クーパーなど豪華。

ザ・ビートルズ / ザ・ビートルズ(ホワイトアルバム)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005GL0S/
この時期リンゴ・スターの不調からすでに解散の兆しアリで、メンバーそれぞれの個性が特にまとまらずバラバラに表現された1968年リリースの2枚組。逆に言えば玉手箱的な楽しさがあってオモシロイ。中1のときRevolution 9を初めて聴いて不思議な衝撃を憶えたな。余談ですが。

クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング / デジャ・ヴ
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005HEFM/
フォーク・ロック、カントリーの楽曲の中で4人のコーラスが輝き続ける名盤。フォーク・エレクトロニカな音楽が一段落した今改めて聴くと、ひときわ新鮮に響く。ビートルズが解散した1970年という節目の時代を象徴する一枚。

スライ&ザ・ファミリー・ストーン / スタンド!
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005G3UL/
ウッドストックフェスティバル3日間の中で一番盛り上がった瞬間と言われるのがスライが「アイ・ウォント・トゥ・テイク・ユー・ハイヤー」を歌ってるとき。このアルバムはその楽曲を含むスライの1969年作でファンク・ロック全開の記念碑的作品。

ジョニ・ミッチェル / 青春の光と影
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005HGSH/
70年代に入ってアーティストとして非凡な才能を発揮していくジョニ・ミッチェルのこれは初期、1969年リリースの2作目。素朴でみずみずしい歌声が宴の翌朝の静けさを感じさせてとても心地いい。

ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間(ディレクターズ・カット)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000BTCMCE/
ウッドストックフェスティバルのドキュメンタリー映画のディレクターズ・カット版。ドキュメンタリーだけにこの時代の空気感が伝わっていい。しかし224分のDVDで¥980て……なんでこんなに安いんだろ??

ザ・ビートルズ・アンソロジー DVD BOX
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00009347E/
ザ・ビートルズの誕生から解散までを4期に分けたDVD+おまけの未発表ボーナス映像集の1枚=全部で5枚ボックスセットのビートルズ・コンプリート版!! ビートルズというバンドを通り越した「現象」を検証できる、資料価値の高い買いの
DVDセット。