7 月
09
2009
0

お知らせ:バリ島グリーンスクール視察レポートがgreenzに掲載中!

バリ島サーフトリップのついでに現地へ潜入取材!
伝えたいことが多過ぎて、気がついたら記事が3本になっちゃったけど、気合いを入れて書きました。

「ちょっと面白い先進的な学校」

ぐらいにしか思っていなかったのですが、いやいや、それ以上の収穫がありました。

ビジネスモデル、デザインセンス、教育プログラム、景観・・・どれをとっても私が見る限り、超完成度の高いコミュニティでした。
これが設立1年足らずだなんて!

うらやましいを通り越して、正直

ヤラレター。くやしいー!!!

お時間ある時にぜひ読んでみてくださいね。

greenz.jpサステナブルコミュニティ バリ島グリーンスクール視察レポート(1):百聞は一見にしかず!世界が注目するサステナブル教育の最前線へ潜入取材!
http://greenz.jp/2009/07/04/bali_greenschool_report1/;

greenz.jpサステナブルコミュニティ バリ島グリーンスクール視察レポート(2):大自然に学べ!サバイバビリティ(生きる知恵)が集まったキャンパス
http://greenz.jp/2009/07/05/bali_greenschool_report2/;

greenz.jpサステナブルコミュニティ バリ島グリーンスクール視察レポート(3):すべての人をハッピーにするコミュニティ
http://greenz.jp/2009/07/08/bali_greenschool_report03/;

greenzもがんばらなくっちゃ。

2 月
08
2009
0

greenz meets GOOD

Doing Well
Doing GOOD

Making Business GOOD

雑誌【GOOD】は、2006年9月に創刊した隔月誌。購読者数70,000人。

GOOD社は、良いことを行い、良い生き方を求める人々を対象としたメディア会社で、社会をより良くすることを目的に、政治問題から環境問題、アートとデザイン、持続可能なライフスタイル、社会起業家と多岐にわたるテーマを取り上げています。雑誌のデザインクオリティは高く、ビジュアルとメッセージを巧みに融合した紙面づくりを行ない、ウェブも活用した情報発信を手掛けています。

ただ、GOODが他のメディアと圧倒的に違う点は、そのビジネスモデル。雑誌購読者からの購読料20ドルが、全額同社の選ぶ12の非営利団体(Kiva, Ashoka, Room to Read等)に寄付されるというすばらしいモデルになっています。、まさに21世紀を代表するメディアです。現在の購読者は7万人なので、つまり、140万ドル(約1億26000万円)以上が寄付された計算になるんですね。

GOODの映像もかなりクリエイティブでウィットに富んでいて、特におススメなのが、TRANSPERANCYというチャンネル。以前greenzでも紹介しましたが、戦争の本当のコストなど社会問題にまつわるデータを可視化するコンテンツです。

そんな素敵なメディアを2006年に若干26歳で創刊したというMax Schorrと共同創立者Casey Caplowe、そして、「デザインの京都議定書」といわれているDESIGNERS ACCORDのファウンダーValerie Casey というスーパークリエイティブピープルがデザインイベントのため来日し、lounge greenzでお会いすることができました!

(続きを読む…)

10 月
13
2008
1

SMARTDESIGNとオフィス見学

マイアミで出会ったCRE8TIV.JUICEの人たちの紹介で、ニューヨークはチェルシーにあるデザイン会社、SMARTDESIGNのオフィスに遊びに行ってきました。


みんなの予定が書き込まれた黒板スケジュール。イラストもかわいい!


ひろーいオフィス。スタッフは80人ぐらい

興奮しまくりのデザインジャーナリスト、YOSHほどデザインに明るくない私ですが、こちらの商品は目にしたことがあります。SMARTDESIGNの代表作、OXOシリーズ。

毎週金曜日は社内飲み会。4時半ぐらいからお酒片手にキッチンに集まってくるそう。普段は、ここでコミュニティミールをつくったり、休憩したり。キッチンつきのオフィス、うらやましいです。

このジョウロは、持ち手部分が長いため、水差しの位置にあわせて手をスライドさせることができ、水が注ぎやすく、なおかつ注ぎ口が透明なので水が出ているのがわかるというデザイン。一石三鳥!一見、あたりまえのように思えるシンプルなデザインですが、そのモノの特性や、それを使うときの人間の心理、行動パターンなどがよく分析されてデザインされたプロダクトですね。


作品を紹介してくれたIndustrial Design担当のRichard

サステナブルデザインや、デザイン会社のサステナビリティに対する責任など、いいディスカッションができました。


左から、Marketing Manager Thomas, ME, VP Richard, YOSH

10 月
10
2008
0

サステナブル×クリエイティブなまち、ブルックリンを訪ねて

ここ数年、第2のSOHO、イーストビレッジとして、工場跡や廃墟を改造したオシャレなギャラリーやカフェ、ハイエンドなインテリアショップがオープンし、若いクリエイティブ層が移り住んできて、サステナブルデベロップメントのエリアとして新しいカルチャーが形成されつつある、ブルックリン。マンハッタンから1時間かけて、いってきました。

高層ビルだらけのマンハッタンで見上げた空はとてもせまくて、緑も少なくて、私にはちょっと窮屈な場所。その点、ここは建物が低く、視界も開けて、大きい街路樹からこぼれるキラキラした陽の光がまぶしい。こっちの方が、断然落ち着く。

さて。
今日は、琴栄の友達、JuileとScottが始めようとしている、コミュニティスペース&バー ”LITTLE FIELD”を見学にいってきました。

場所は、工業地帯のGOWANUS。巨大倉庫が軒を連ね、ほとんどがシャッターがおりているため、中はうかがえないのですが、Julie曰く、怪しい違法?な商売をやっているような業者も多いみたい。そのため、昔は産業廃棄物による環境汚染もひどかったそう。だからこそ、いま行政は、ここを安全できれいでサステナブルなまちにリブランディングしようとしているのです。


かつてPurple River (薬液や有害物質による水質汚染で水が紫色に変色するらしい)とよばれていた工場地帯を流れる運河。いまではきれいになり、週末にはカヤックする人もいるぐらい

Little Field への入口。

大学で環境工学を専攻していたScottとJulieは、3年前、この倉庫を見つけ、「アートと音楽と楽しい時間をみんなで共有できるサステナブルなコミュニティスペース」という二人の夢を実現すべく、プロジェクトに取り掛かった。入念にビジネスプランを練り、資金を集め、やっと内装工事に着工した。

環境エンジニアとしてのバックグラウンドがある二人は、できるだけ環境負荷の低い建築方法を採用している。もともとあったものをリユース、または可能な限りリサイクル素材を使い、周辺の環境アセスメントもしっかり行っている。


入口スペースは吹き抜け。屋根はルーフトップガーデンになる予定


知り合いから激安価格で譲ってもらったというボーリングのレーンはバーカウンターになる予定!


パフォーマンスステージの周りの壁は元は廃材だったトラックのタイヤ部分(黒いとこ)を張って音響アップ

LITTLE FIELD のコンセプトは、

 小さな緑からはじめよう
 自分の周りにある小さなものを大事にしよう
 すべては小さなことからはじまる

というもの(By 松原広美の勝手な解釈ですが)

オープニングは、11月21日(予定)。
完成を見られないのが残念ですが、今後、Little Fieldをハブに、いろんなムーブメントが起きてきそうですね。

自分がもっているスキルと知識をいかし、自分の夢を一緒に叶えるパートナーまで見つけちゃった、JulieとScott。
あったかくて、キラキラしていて、夢を実現させようとしているパッションが素敵な二人でした。
Good Luck!

つづいて訪れたのは、Cafe Habana Outpost
実は、最近greenzの翻訳スタッフに応募してくれた女性が、こちらに住んでいるというので、ランチを一緒にしました。

さて。
このHaban Outpost、相当グリーンでエココンシャスなキューバ・メキシカンカフェでした。
(お店のデザインを担当したのが、なんと佐和子さんの大学時代の先生だとか!)

どれぐらい、グリーンかは、コチラ(英文)を見て頂くとわかりますが、

みて、この巨大なソーラーパネル!
これで電力をまかなっているそうです。

アウトドアの席が大半。天気のいい日はこうしてお外でランチ。したがって、電気代も削減!
また、週末には、Habana Works IncというNPOが主催するコミュニティマーケット、キッズ向けの環境教育プログラム、サステナビリティに関するワークショップ、デザイナーやアーティストのインスタレーション、など地域に開かれたカフェというのも素敵ですね。

使用するお皿やコップ、ナイフやフォークは、とうもろこしやサトウキビなど土に還る素材で作られています。

ゴミはリサイクルされ、生ゴミはたい肥生成施設へ。
一部のテーブルはリサイクルプラスチックとおがくず製。
ドアは、南米の修道院から。
お店の看板は、ガソリンスタンドからのリサイクル素材。
食べ物を作っている赤いトラックは、もとは郵便局のトラック。
雨水や店内で使用した水を回収し、植物やトイレの水に利用。


トイレの壁にあった水の循環図。こんなかわいい図だったら子どもたちも興味もってくれそう

そして極めつけは、バイクブレンダー。

photo courtsey of Habana Outpost.

残念ながら土日のみのサービスですが、後ろにミキサーを積んだ自転車をこいでスムージーを作る、というもの。greenzでも以前、自転車人力発電コンサートを紹介しましたが、これぞ究極の自家発電。自分でこぐ人は4ドル、お店の人にこいで欲しい人は5ドル!と、遊びゴコロもたっぷり。

ベジバーガーをおいしく頂きました~。


デジタルアーティストとして活躍している加藤佐和子さん(写真右)

いやはや、ブルックリン、面白かったです。

つい先月、Green Brooklyn…Green City Conferenceというサステナビリティをテーマにしたイベントが開催され、sustainable design, green manufacturing, transportation alternatives, energy efficiency, environmental education, sustainable foodなどのシンポジウム、ワークショップがあったようです。ニューヨーカーたちもこぞって注目するのが、ここブルックリン。

ブルックリン、要チェックです。
今後は、加藤佐和子さんにgreenz NY特派員として、最新情報をお届けしてもらうのでお楽しみに!

 

9 月
23
2008
0

ハワイ州立自然エネルギー研究所(NELHA)を視察してきました

GUYが働くNELHAを視察してきました。


ひと際目立つデザインのビジターセンター

世界で33か所、全米で17か所しかないといわれているグリーンビルディングの環境配慮基準LEED(Leadership in Energy & Environmental Design)の最高ランク、プラチナを受賞しています。

NELHA(ハワイ州立自然エネルギー研究所)の歴史は、1973年のオイルショックを機に、石油に依存しないエネルギーとインフラを開発しようと翌年ハワイ州政府が keahole point の322エーカーの土地に設立された時から始まります。

NELHAは、海洋深層水について世界で最も長い研究実績を持っていて、海洋資源利用の研究所です。コナ空港のすぐ隣にあり、ここにはアメリカを中心に、日本の企業をふくめ、現在34社がはいり、海洋技術研究の最先端の取水、ろ過、再生可能エネルギーの研究開発がおこなわれ、250人がグリーンカラージョブに従事しています。また、くみだされた海洋深層水を使った水や塩、サプリメントの研究製造、魚介類の養殖なども行われています。


NELHA近くのビーチはご覧の透明度!


完成予想図。現在は左側のビジターセンターがあるだけ


数年後には、新たな研究所が完成する

ビジターセンターはエネルギー効率に優れ、冷暖房は、ソーラー煙突という仕組みを使っています。図解すると↓ ですが、屋根にひかれた銅版が太陽の熱であたたまり、その熱を煙突を使って放出すると同時に、海洋深層水をくみ上げ、床を冷却する仕組みになっているのだそう。おかげで、クーラーは入っていないのに、室内はとっても涼しい!

さて、この冷たい(5℃くらい!)海洋深層水を取水するには、太いパイプを海底までつなげなければなりません。パイプの全長(海底の一番深いところまで)9000フィート(2.8km)、パイプの直径は140cm!コナ沖の海域は、海岸付近の水深が急激に深くなる海洋深層水に最も適した場所で、日本では例を見ない深さまでパイプをつなぎ、毎分約5.6万リットルの深層水をくみ上げることができるそうです。

この冷たい深層水のおかげで、コナの乾燥した土壌では育たないイチゴなどが栽培可能となっています。


黒いホースから深層水が流れ出し、土壌はひんやりしています

また、NELHAは、世界ではじめてOTEC (Ocean Thermal Energy Conservation)という、海の表層と深層の温度差を利用して発電するシステムを開発、実証したところでもあります。

NELHAに入居するグリーンビジネスの一つ、biopioの姉妹会社でもあるh2technologiesは、近い将来、ここに水素ステーションを建設し、石油に代わる再生可能エネルギーへのパラダイムシフトを目指しているんです。その第一歩としては、なんとハワイ州政府は、水素社会へ移行する法案を可決し、h2techに対して、研究開発補助金をとしてSpecial Purpose Revenue Bond (特別歳入担保債)の発行、借換えを行うことが決まっています!(法案原文はコチラ


水素エンジンにコンバートされた原付き。実際ちゃんと走ります

ハワイイ島は、太陽熱、地熱、風力、バイオマス、海洋エネルギー等の再生可能エネルギー資源の世界有数の宝庫でもありますが、いま最も注目されているのが、なんといっても「水素」!豊富にある水資源を電気分解させ水素を生産することによって、ハワイは水素社会への移行を法律で宣言しちゃっているんです!。これは、再生可能エネルギーの開発によるエネルギーの自給自足、真にサステナブルな社会、グリーンエコノミーを望むハワイイ州の長年の夢なんだそう。

じゃあ、水素社会のメリットってなに?ってことですが、

■発電や輸送に使用されるガソリンやディーゼル等の輸入された化石燃料に対するハワイの依存度を削減し、その結果、ハワイイのエネルギー安全保障が向上する。
■島内で生産された再生可能な水素を用いた家庭や職場でのエネルギー生産を促進することにより、エネルギーの自給自足、しいては、経済が自給自足可能となる。
■CO2の削減に貢献する
■エネルギーと輸送コストを低下させることにより、ハワイでの商業コストを削減する。

そのほか、きっと科学的、理系的な根拠とメリットはたくさんあるんでしょうが、私はこの分野はまだ勉強不足でテクニカルは弱いもので、これぐらいにしておきます。

食糧危機とエネルギー危機を迎えた21世紀。それによって引き起こされる戦争、格差、貧困などの社会問題。

エネルギーを自給自足できるようになれば、ほんとうに世界は変えらえるかもしれませんね。

ハワイイ島、NELHAに今後も期待!

Powered by WordPress | Theme: Aeros 2.0 by TheBuckmaker.com