Posts Tagged ‘持続可能性’

06-02. トマトと犬と生命の樹―馬場流ホスピタルアート02

[30aHEADS]: 06 | 馬場敬一 画家、ホスピタルアート、原初的なつながり


[CYCLE CIRCLE]
正面は、内なる女性性と男性性を併せ持った顔
側面は大きな手。 
オブジェの懐にステンレス製の日時計を配し、
背面には「生命の樹」が立ち上がる
夜になると、周囲を囲むやわらかな12灯の間接照明がオブジェを 映し出す
患者さんの「時」を包み込み、患者さんが「時」を共有してくれたらという想いを込めた
( photo gallery: http://babaart.net/H_art/O_object/index.html)

馬場さんがオブジェに込めた想い。
3ヶ月という時間をかけ、心を込めて1つ1つのタイルを貼りました。
“患者さんの気持ちが分かるから出来た仕事”ー。タイルモザイク制作のノウハウを知らないままに
一心にオブジェを完成させた。映像の最後の一言に、根底にある原動力を感じます。
これを制作したのは冬。馬場さんの毎日の仕事を見ていた患者の方と彼の間にまた、
多くのコミュニケーションが生まれたといいます。そして私が撮影させていただいた真夏のこの日。
ある患者の方とその家族みんなで、このオブジェの周りをなんとなく囲い、佇む姿が印象的でした。
365日それぞれ、そんな景色が続いているのでしょう。

そして織本病院の敷地には菜園があり、入り口にはこのように無農薬のトマトが元気よく育って
いました。患者の方が自由に食べていいようになっているそうです。撮影当日に何度もとぼけた感じで
登場した織本潤さん。馬場さんとは小学校からの友人で、病院では人間ドッグ検診のアシスタントをされて
います。この病院には日常的な笑顔と雰囲気で、病院という場の緊張感を和ませているスタッフがとても
多いことにびっくりしました。馬場さんのホスピタルアートによる力もとても大きいような気がします。

馬場敬一 HP: http://www.babaart.net/
馬場敬一 ブログ:http://blog.babaart.net/

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清瀬・織本病院ホームページ: http://www.orimoto.or.jp/
演劇や音楽コンサート等を通して、患者さんとそのご家族の心のケアに、積極的に取り組んでいます。

05-06. 願い―生命として大正解!

ブログメンタリーシリーズNo.1 [30aHEADS]: 05-06. 『願い—生命として大正解!』


05. 勝利さんnametag

私は「多様性信奉者」だと勝利さんは言います。それは撮影をしていても、何度も彼の口から出てきたキーワードでした。それぞれが、それぞれらしく生き生きとしていること。
でも多様であることは一件すばらしいけれど、自分の生活サイズで考えると、似たような人間と付き合うほうが正直楽ですよね。そんな話を勝利さんとしましたが、彼いわく、そもそも“自然”というのは「抵抗」があるもので、畑で言えば台風であったり雑草であったり…。でもそうした抵抗があるからこそ、私たちは知性や魂の向上が得られると思うんです、という言葉は響きました。
「自然破壊で生物多様性が失われ、ウイルスや細菌への防波堤が弱体化する」-Newsweek7月8日号の興味深い記事でした。私たちは今こうして当たり前に生きられている環境も、生物多様性という相互関係の中でバランスを保ってくれていたことに改めて驚きました。
以前インタビューさせていただいた映画「精神」の想田監督の言葉からも出てきた、“違う価値観の人とつながる”という精神科医の先生の言葉を思い出します。「生物多様性」のマジックは地球という星単位で、社会という家族単位で、私たちの身体の細胞単位で同じ働きと法則を持っている、それを生かすことがいろいろな問題の解決にもつながるのかもしれませんね。

NGO大森林: NGO大森林 mixiコミュ
ンゴマ・ジャパニ: 東アフリカNGOMA親交会HP

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05-03. 喜怒哀楽の“怒”―家畜化なんてごめんだぜ!

ブログメンタリーシリーズNo.1 [30aHEADS]: 05-03. 『喜怒哀楽の“怒”—家畜化なんてごめんだぜ!』



05. 勝利さんnametag

さて、喜怒哀楽の“怒”のコーナーです。

勝利さんの中には強烈な怒りがあるといいます。
それは端的に言うと、地球上が「支配する人間」と「支配される人間」に分かれ、その支配する側の計画通りに世界がモノカルチャー化(単一化)へと向かっているということ。インターネットの普及やTVというメディアを通して、ケニアの小さな村でもオバマ大統領就任のニュースにフィーバーする。それは世界がますます繋がっていくという反面、世界中のあらゆる場所に住む人達が同じものに反応する=多様性が無くなっていくということでもある。そして多様性がなくなるということはつまり、もしそこにコントロールしたいという意図があれば、そうされ易くなる=家畜化されやすくなる状態。簡単にまとめてしまうと、勝利さんの怒りはそれに対するものでした。

そして今回のビデオの種の話もその1つ。原種・固定種・在来種、F1品種、遺伝子組み換えなど…より詳しく分かりやすく伝えようとしている方のホームページへのリンクを貼りますので、ぜひ勉強してください。私もこれから勉強します。食べることは生きる上で欠かせない行為ですが、その食べ物の大元である「種」。そしてそれを供給している「種会社」。本来種というのは勝利さんがいうように、自然の恵がもたらした宝ですね。その土地の風土の中で、農家の人たちが長い時間をかけて大切に伝承してきたものでした。ですがあるときから、市場を安定させるためにと、品種改良という技術を駆使して、「虫に強く、見た目のきれいな野菜ができる種」を人間は開発しました。私たちが年間を通してきれいで赤々としたトマトが食べられるのはそうした背景があります。またそうした種は、種子採取ができないように改良してありますので、農家の人たちは種会社から種を買い続けなければいけなくなりました。あれいあれよという間に、一方がもう一方に依存する、という構図ができあがったわけです。

でも最後に勝利さんが言ってくれた、“ワクワクしている”という言葉。軽い触りだけでもこういう手の話題を取り上げることができたのは、彼のこの一言に尽きると思います。対象が大きいだろうか小さいだろうが、陰謀論だろうがなんだろうが、恐怖や嫌悪感に対して私たちはそれを避けようとするものですが、それが生きる力をくれたり、向かう方向性を指してくれたりする力にない得るという希望。そこまで持っていくことが可能だということ。ゆっくりでいいから、自分の恐怖心と向き合うことです。構図を理解すれば、それから一歩身を引くこともできるし、流れを知れば違う流れを作ることも可能かもしれない。
それらを追求しながらそこで学んだことを日常に生かしていく。勝利さんの場合は、それが“自然農”との出会いにつながったというわけですね。その自然農について、これからたっぷり紹介していきます♫

「種」の参考URL:

■一鉢運動 (種子の保存運動) 
http://www.hh.iij4u.or.jp/~oonemoto/hitohachi/index.html
■種の話あれこれ-野口種苗研究所
http://noguchiseed.com/hanashi/index.html
■どんな種子を守ろう?
http://www.peaceseed.org/seed/seeds_variety.html

DVD: 食の未来
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05-00. 水川勝利 プロローグ

ブログメンタリーシリーズNo.1 [30aHEADS]: 05-00

今回は下ネタ大好き関西人の水川勝利さん(以下、勝利さん)の登場。
モノカルチャー化する世界を危惧しながらも、自然農という最高にポジティブな農法を通して、多様性に溢れるワクワクする社会を足元から作り出し、世界のお金の流れも変えちゃおうというでっかいビジョンを描いている水川さん。女性はもちろんのこと、今回は男性に響くメッセージが強いかもしれません。今までの30aHEADSにはない関西出身の水川さんのブログメンタリーをぜひお楽しみに。スタートは6月18日(木)です。


“Somalia” by K’NAAN – FREE MUSIC supplied by knaanmusic.ning.com

<水川勝利(マビ・マンジ)さんプロフィール>
1972年 奈良県生まれ、川崎市在住
Bam boo Creationsデザイン事務所、ンゴマ・ジャパニ(東アフリカNGOMA親交会)代表理事、NGO大森林理事長

ンゴマ・ジャパニ: 東アフリカNGOMA親交会HP
NGO大森林: NGO大森林 mixiコミュ


<水川勝利(マビ・マンジ)さん ブログメンタリーINDEX>:

05-01:  自己紹介—人間が人間らしく
05-02:  白菜バイブレーション—自然農法の実践01
05-03:  喜怒哀楽の“怒”—家畜化する私たち
05-04:  ンゴマ—文化の多様性
05-05: 赤道を2.5周する毛細血管—自然農法の実践02
05-06: 願い—生命として大正解!
05-07: 宇宙旅行と粘土爆弾
05-08: 空き地で遊んだ幼少の記憶—自然農法の実践03
05-09: 30代へのメッセージ
05-10: 身体感覚について【雑談&偏見トーク】

[on-the-spot] 05-01: 粘土団子でアフリカの砂漠を大規模緑化!―Rainmaker Project 01
[on-the-spot] 05-02: 地球に木を植える、地球に生きる私―Rainmaker Project 02

04-01. 自己紹介―肩書きがないのが強み

ブログメンタリープロジェクトNo.1 [30aHEADS]: 04-01. 『自己紹介―肩書きがないのが強み』



koko

KOKOさん宅のお庭にあるハンモックに揺られながらのインタビュー。ハンモックやっぱりいいですね。見ている方も力が抜けます。生活にハンモックリズムを取り入れるのはおすすめですよ~。

肩書きがないのが強み、と彼女は言っていましたが、生計を立てている「職」のほかに、自分らしい活動をしている人がとっても多いなと感じます。それは幸せなことですね。KOKOさんも、これからご紹介するxChangeというプロジェクトの他に、鎌倉の地域活動「かまわ」を友人と始めるなど、“おもしろい”と感じるものには積極的に参加しているそうです。自分の“おもしろい”というアンテナは大切で、それは自分を育ててくれる何かがあり、また自分が社会に貢献できる何かでもある…。持続可能性のキーワードかもしれませんね。

1つのことを極めるのもよし、TPOに合わせて自分の得意とすることを生かすのもよし、“自分らしく生きていく”という私たちの究極の職業。自分らしさで一杯のKOKOさんのブログメンタリー、次回はxChangeの現場をご紹介します。因みに、彼女が手のひらに持っているものはこれから蒔こうとしている、にんじんの種たちです。

*Word Pickup: CSR持続可能性

<丹羽順子さんのブログ>http://junkoniwa.net/
<xChange HP>消費の文化から愛の文化へ

◎<丹羽順子(KOKO)ブログメンタリーINDEX>◎で他のビデオクリップを見る