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【お知らせ】自分が信じるものをつくって、売ろう。スローコーヒー小澤さんと学ぶ、ショップ&メイカークラスが1/27(火)開講!

※本コースは、最少催行人数に満たなかったため中止とさせていただきます。ご了承ください。



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こんにちは。greenz.jpプロデューサー塚越です。自分が心から好きなものをつくって、売って、生業とする。そんな暮らしをつくっていきたい、と考えたことはありませんか?ワクワクドキドキする反面、「それで食べていけるのだろうか」そんな疑問が心に浮かぶかもしれません。もちろん、そんな不安も当然だし、「好き」なものをつくって売って暮らすということは平たんで楽ちんな道ではないかもしれません。

そんな人生を14年間貫いてきた人がいます。オーガニックでフェアトレードの豆のみを仕入れて焙煎、販売する「スローコーヒー」の小澤陽祐さん。「フェアトレード」も「オーガニック」も今ほど認知されていなかった14年前に有限会社スローを立ち上げ、困難を乗り越えながら、スローコーヒーを地道に成長させてきました。今ではコーヒー豆の焙煎、販売の他、地元松戸で愛されるカフェ「スローコーヒー」も運営しています。

更なる取り組みとしては、2015年よりグリーンズのプロジェクト「わたしたち電力」とのコラボで常設ソーラー焙煎システムを松戸の本社に導入予定です(フィールドワークとして、ソーラー焙煎システムの設置作業をみんなでお手伝いする予定です!)。

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このクラスでは小澤陽祐さんをゲストに迎えて、スローコーヒーを立ち上げ、商売として継続、拡大していったプロセス、カフェをオープンした話、苦労話、聞きづらいお金の話などをシェアいただきながら、皆さん自身が「メイカー」や「ショップオーナー」として、自分の強い思いがあるものを商売として販売したり、つくったりするきっかけを得るためのクラスです。

このクラスは自分でカフェやショップをはじめたいと思っている方、好きなものをつくって売りたいと考えている方、もうすでにご自身でお店を始めたり、物をつくったりしているけど、なかなか「生業」としては厳しいんじゃないかと考えている方に向いているのではないかと思います。

小澤さんは自分で美味しいと思えるコーヒーがつくれるようになるまで、焙煎を始めて、3年の歳月がかかりました。最初の5年はスローコーヒーだけではご飯を食べられず、バイトと掛け持ちだった時期もあります。会社を設立した最初の資本金は3カ月で底を尽き、それでも、小澤さんは事業を継続してきたからこそ「今」があると言います。

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僕らは回り道をいろいろしたし、手探りだったけど、だからこそこれからはじめる皆さんに伝えられることがあると思います。

小澤さんの言葉です。ゼロからはじめ、14年間スローコーヒーを継続してきた小澤さんと一緒にあなたの生業を考えませんか?

生業のファーストステップを踏みだしたい人が仲間と出会い主体的に、高め合いながら学ぶ場です。受け身の講義ではなく、あくまで自分がなにをしたいか、何を持ち帰りたいかということに向き合う場になります。緊張感を持って、刺激的な仲間と生業づくりの第一歩を踏み出したい方、お待ちしています。

開催概要(全6回)

※内容は一部変更になる場合もございます。あらかじめご了承ください。

■日時

第1回 1/27(火) 19:15-21:45
第2回 2/3(火)  19:15-21:45
第3回 2/17(火) 19:15-21:45
第4回 3/1(日)  11:00-17:00 ※
第5回 3/10(火) 19:15-21:45
第6回 3/24(火) 19:15-21:45
※フィールドワークとして松戸にあるスローコーヒー(焙煎所、カフェ)を訪ねます。
現地集合、現地解散となり、交通費等は受講料に含まれておりませんので、ご了承ください。

■スタッフ

ゲスト講師 小澤陽祐さん(有限会社スロー代表取締役)
講師 小野裕之(greenz.jp副編集長)
ファシリテーター 塚越暁(greenz.jpプロデューサー/子ども原っぱ大学主宰)



小澤陽祐さん
1976年松戸生まれ。有限会社スロー代表取締役、コーヒー焙煎技師。ナマケモノ倶楽部共同代表。99年よりスロームーブメントに関わる。00年7月、スロービジネス第1号として、20代男子3名でスロー社を設立。20代の起業ならではの紆余曲折を経ながらも、【オーガニック】【フェアトレード】のコーヒー豆のみを【自社焙煎】することに特化し、スローながらも着々と卸先・顧客をふやしている。09年10月に、直営のスローコーヒー八柱店をオープン。『コーヒーに恋をして!』が決めゼリフ。ファーストではない、スローなコーヒーのあるライフスタイルを提案中。

参考記事:美味しいオーガニックコーヒーで“生きている実感”を持てる世界に。優等生のレールから外れて歩んだ、スロー社小澤陽祐さんの14年

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小野裕之
greenz.jp副編集長/NPO法人グリーンズ理事。84年岡山県生まれ。中央大学総合政策学部卒業後はウェブサイトなどを制作するベンチャー企業に就職。09年より、greenz.jpに転職し、11年、副編集長に。12年にはgreenz.jpのNPO法人化にともない理事として経営に参画。NPO法人グリーンズの事業戦略づくりと組織づくり、企業や行政に向けた事業の開発や営業、オペレーションの責任者。ライフワークとして、ソーシャルなスタートアップビジネスの事業化を支援。

参考記事:greenz.jpにはどうして広告が入っていないの? フクヘン小野裕之に聞く「”メディアの価値”のつくり方」

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塚越暁
子ども原っぱ大学主宰/greenz.jpプロデューサー。78年神奈川県逗子市生まれ、育ち、在住。2児の父。2002年より株式会社リクルートで編集、ECサイト運営、経営企画に携わる。2011年秋、グリーンズ主催のスクールgreen schoolに参加したことがきっかけで、ソーシャルデザインの気持ち良さにはまる。2012年4月より大人と子どもが全力で「イマココ」を楽しむ場「子ども原っぱ大学」を主宰。2013年6月よりプロデューサーとしてgreenz.jpに参画。

参考記事:やりたいことをやるのではなく、違うなと思ったことをやめていく。greenz.jpプロデューサー塚越暁さんが「子ども原っぱ大学」を立ち上げたあと

■会場

リトルトーキョー(東京都港区愛宕1-2-1 松崎ビル6F)
※グリーンズと日本仕事百貨で展開している虎ノ門のイベントスペースです。


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■受講料

一般(全6回) ¥36,000
学生(全6回) ¥30,000
※学割は先着3名様までとさせていただきます。
※東京、神奈川、千葉、埼玉以外にお住まいの方も学生料金にて受講いただくこができます。

■定員

12名
※申し込みは先着順です。定員に達し次第申し込みを締め切らせていただきます。
※最低開講人数は6名です。開講の決定は初回授業の1週間前までご連絡いたします。

カリキュラム

第1回 オリエンテーション
6回の授業をどのように過ごしていくか、全体の流れを説明します。また、受講生同士が知り合う時間も用意しています。

第2回 ゲスト講師によるレクチャー ※
ゲスト講師によるレクチャーと、それを深めるワークショップを行います。レクチャーでは、スローコーヒーがどのような背景から立ち上がり、どのようにして仲間に出会い、仕事になってきたのか、実体験を中心に語っていただきます。

第3回 【ワークショップ1】生業のアイデアを練る
誰のために、何をするのか。なぜやるのか。どうやって継続していくものにしていくのか。生業のアイデアを練っていきます。簡単なレクチャーも用意していますので、未経験の方もご心配なく。

第4回 フィールドワーク ※
ゲスト講師が仕事をしている現場で、実際の作業を体験していただきます。頭でっかちになり過ぎず、行為として純粋に楽しめるか。そんなことも大切にしていきます。

第5回 【ワークショップ2】事業計画をつくる
お金?仲間?場所?3回目の授業で描いた生業のアイデアイデアを実現するためには何が必要か。3ヵ年計画書をつくります。

第6回 卒業プレゼン ※
これまでの成果を発表します。ゲスト講師、ファシリテーターも丁寧にフィードバックします。
※の回にゲスト講師が参加します。

最後までお読みいただきありがとうございました!ご質問がある方は、この記事にコメントするか、hello [at] greenz.jp までご連絡ください。

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こちらのスクールは、資源エネルギー庁とグリーンズがコラボレーションする再エネ普及のための広報事業「GRREN POWER PROJECT」の一環として、「わたしたち電力」のサポートを受けて開催しています。

greenz.jp連載「わたしたち電力

暮らしかた冒険家によるライフスタイルマガジン「OFF GRID LIFE