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【イベント】『日本と出会った難民たち』×『海を渡った故郷の味』出版記念トークショー

greenz.jpでは紹介のみ行っています。お問い合わせ・ご連絡はイベント主催者さまへお願いします。

food

日本の難民問題と、たくましく生き抜く難民たち・支える日本人に迫った『日本と出会った難民たち』(英治出版)と、「泣けるレシピ本」としてメディアなどで紹介、話題を集める『海を渡った故郷の味 Flavours Without Borders』(難民支援協会)の出版を記念したトークショーが7月2日、代官山 蔦屋書店にて開催されます。

根本さんは長くUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)職員として、トルコ、アフリカ・ブルンジ、コソボ、ネパールなどで難民支援の最前線で活動されてきました。田中さんは認定NPO法人・難民支援協会の広報ご担当として、「難民問題を身近に感じてほしい」という思いから、世界各地から日本に逃れてきた難民の方を取材、今回のレシピ本を企画、制作されました。

当日は、お二人に、日本にいる難民の方が置かれた現状、問題点などを語って頂くほか、『海を渡った故郷の味』で紹介されているクルド地方の料理(イチリキョフテ:クスクスの包み揚げ、ドルマ:ピーマンとナスの肉詰め煮込み)の試食を予定しております。

さらに、ゲストとしてクルド出身の難民の方をお招きし、料理を解説いただきながら、当事者の目線からのお話を伺います。遠き国の珍しい味を楽しみながら、足元にある日本の難民問題を知っていただければと思います。皆さまのご参加をお待ちしております!

頭と舌で感じる、日本の難民問題
『日本と出会った難民たち』×『海を渡った故郷の味』出版記念
根本かおるさん×田中志穂さん トークショー

日時:2013年7月2日(火) 19:00~21:00
場所:代官山 蔦屋書店 1号館 1階 総合インフォメーション

参加方法:
3つの参加方法をご用意しております。
いずれか1つをご指定下さい。お電話(03-3770-2525)でのご予約も承ります。
また代官山 蔦屋書店オンラインストアでご予約、決済も可能です。
http://tsite.jp/daikanyama/event/001979.html

①イベント参加+『日本と出会った難民たち』=3,000円
②イベント参加+『海を渡った故郷の味』=3,000円
③イベント参加+『日本と出会った難民たち』『海を渡った故郷の味』=4,500円
※いずれもクルド料理の試食とワンドリンク付

定員:先着50名

【根本かおるさんプロフィール】
ジャーナリスト。
東京大学法学部を卒業後、テレビ朝日にてアナウンサー、報道記者として勤務。
フルブライト奨学生として米国コロンビア大学国際関係論大学院で修士号取得。
1996年から2011年末まで、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)職員として、難民援助の最前線で支援活動にあたるとともに、ジュネーブ本部で政策立案や民間部門からの活動資金調達のとりまとめを行う。WFP(国連世界食糧計画)広報官、国連UNHCR協会事務局長も務めた。
他著に『ブータンー「幸福な国」の不都合な真実』(河出書房新社)、『ふるさとをさがして~難民のきもち、寄り添うきもち~』(学研教育出版)。英治出版ウェブサイトにて、社会派映画コラム「スクリーンの向こうに故郷(ふるさと)が見える」を連載。

【田中志穂さん プロフィール】
難民支援協会広報部チームリーダー。
アメリカ・オハイオ州への高校留学をきっかけに外国人支援に関心を持つ。
5年間の飲料メーカーでの勤務を経たのちにワシントンD.Cの大学院に通い、帰国後、国際移民の研究に従事する。
エリアの関心はフィリピン。難民支援協会では、広報・資金調達を担当する傍ら、東日本大震災後は、フィリピンや韓国など日本人配偶者として在住する被災した外国籍住民への就労支援事業を担当。
最近では、レシピ本「海を渡った故郷の味」の制作コーディネーションを行う。