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【イベント】green drinks Tokyo 5月13日(木)のテーマは「Urban Survivability 〜都市をサヴァイヴする力!〜」

Tokyo from the Air Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by www.stuckincustoms.com

greenz.jpが毎月第二木曜日に開催している気軽なエコ飲み会「green drinks Tokyo」。5月のテーマはちょっと硬派?「Urban Survivability 〜都市をサヴァイヴする力!〜」です!

ゲストには、「ぞうさんペーパー」で有名なミチコーポレーション植田紘栄志さん、そして、都市の路上生活者を追った「0円ハウス」の著者でもある坂口恭平さんをお迎えし、僕たちの暮らすこの都市をいかにサヴァイヴしていくのかについて考えていきます。ぜひ、遊びにお越しください!

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月々7万5千円、駅から徒歩8分の家。朝、目が覚めるとまずはコンロでお湯を沸かしコーヒーを入れて、コンビニで買ったパンをほうばる。毎日ほぼ時間通りに運行される電車に乗って、移動中はiPhoneで情報収集。オフィスに着くと、どこからかやってきた電気をPCに通し、そこから8時間はほとんどネットに接続し続けている。チャイムが鳴ると「日本」を担保に発行された1000円でランチをし、それが済めば地上30階の仕事場へ戻っていく。

そんな日常に登場する住居、コンビニ、時電車、iPhone、PC、インターネット、お金、高層ビルといったインフラ。そのひとつひとつが、僕たちの生活をかたちづくっている、けれど当たり前すぎるがゆえに普段はその重要性を意識することすらない必要不可欠なファクターです。

でも、ちょっと待てよ?本当に必要不可欠?

それまで欠かすことができないと思っていたモノが、ひとたび何かの災難や災害が起こると一瞬で「無用の長物」となってしまう現実を僕たちは何度も見てきました。と同時に、それでもなんとか生きていくことができる能力が人間に備わっていることも僕たちは知っています。

とすると、人間が生きていくためにはそんなにたくさんのモノは必要ない?むしろ、現状を維持していくコストが得られるベネフィットを上回っている?そんな疑問すらわいてきます。

ミチコーポレーションの植田さんは、サヴァイヴという観点から「地盤の強いエリアにオフィスを構える」、「従業員の非常食は備蓄する」、「物々交換できるオンリーワン商品をつくる」ということを会社経営の場で実践しています。また、建築家の坂口さんの研究する「路上生活者」はまさしく都市におけるサヴァイヴァーです。

そんなお二人と、モノやシステムに依存しない生き方、モノではなく知恵を活かす生き方、そんなことを考えていきたいと思います。

さらに、今回はライターブランドZIPPOの協力を得ることで、「火」について考えるスペシャルセッション「green drinks Tokyo × zippo」も同時開催予定。

それでは、最後にゲストのお二人からのメッセージをご覧ください!


坂口恭平さんとの打ち合わせ風景(新宿茶寮にて)


植田紘栄志さんとの打ち合わせ風景(ミチコーポレーションオフィスにて)

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イベント概要

【日時】

2010年5月13日(木)
19:00〜22:30(22:00中締め)

【テーマ】

Urban Survivability 〜都市をサヴァイヴする力!〜

【プログラム】

19:00 開場
19:25 ご挨拶(greenz.jp のご紹介、green drinks Tokyoのご説明)
19:30 トーク!
20:00 green drinks Tokyo × zippo
20:15 みんなで乾杯!ネットワーキングタイム
21:30 Open Mic
22:00 中締め
22:30 閉会

【参加費】

入場料:2,000円(ワンドリンク付き。2杯目以降のドリンクとフードはキャッシュオンでお求めください。)

※ツイ割:こちらの記事をRTしてくださった方は受付で「RTしますた」とひとこと声をおかけください。入場料を1,500円に割引させていただきます。

【参加方法】

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※飛び入り参加もOKですが、申し込み多数の場合は入場制限をさせていただく場合がありますので、事前のお申し込みをおすすめします。

【会場】

ARK HiLLS Cafe
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106-0032 東京都港区六本木1-3-40
地下鉄銀座線・南北線 溜池山王駅(13番出口)から徒歩4分
地下鉄南北線 六本木1丁目駅(3番出口)から徒歩2分
アークヒルズのカラヤン広場に面しています。

【ゲストプロフィール】

植田紘栄志さん/株式会社ミチコーポレーション代表取締役

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1971年岐阜県生まれ。スリランカにて、象の糞を利用したリサイクルペーパー「ぞうさんペーパー」や、象の糞はもちろん、ヤシの実の皮のリサイクルやさらには日本の休耕地問題も解決してしまおうという「ぞうさん緑化マット」などを製造。また、FM西東京の「植田紘栄志のラジオぞうさん」でパーソナリティーとしても活躍中。現在の事務所の場所を決めるにあたってはハザードマップを参考にし、災害時に備えて食料を備蓄するなど、日常においてもサヴァイヴを常に意識。自身のロールモデルはインディージョーンズ。

坂口恭平さん/建築家

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1978年熊本生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業後、2004年に日本の路上生活者の住居を収めた写真集『0円ハウス』をリトルモアより刊行。2006年カナダ、バンクーバー美術館にて初の個展、2007年にはケニアのナイロビで世界会議フォーラムに参加。2008年には、隅田川の鈴木さんのソーラーハウスでの生活を記録した書籍『TOKYO 0円ハウス 0円生活』(大和書房刊)。路上生活をネガティブなものとして捉えるのではなく、都市をサヴァイヴするという意味でむしろポジティヴなものとして伝えている。さらに2009年、自身も実際に多摩川で生活した経験を持つ。2010年8月には新著『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』を出版予定。

【協賛】

ZIPPO

green drinks Tokyo x Zippo ライタープレゼントキャンペーン実施中!

お願い

・できるだけおつりのないようにお願いします!
・今回の会場にはクロークがございません。おそれいりますが各自お手荷物は管理くださいませ。
・困ったことがありましたら、何でもスタッフにおたずねください。話す人が居ない…でもOK!

Green Drinks とは!

green drinksは、ニューヨークやハワイ、中国からボツワナまで世界の600都市以上で開催されているグリーンやエコをテーマにしたパーティ。greenz.jpは東京のオフィシャルオーガナイザーとして、毎月第2木曜日にgreen drinks Tokyoを行っています。


ex)2008/9/11の様子

「IT+サステナビリティ=?」や「農業2.0」など、毎回トークイベントも同時開催。NPO/NGOのリーダーやソーシャルアントレプレナー、各分野のクリエータから企業の環境・CSR部門などでバリバリ活躍中の方々まで、日本のこれからのキーパーソンがわんさか集まります!おひとりでも大勢でも、お誘い合わせの上遊びにきてください!

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【過去のgreen drinks Tokyo】

greenz.jpは、2007年から欠かさずgreen drinks Tokyo (gdT) を開催しています。
過去のイベントの様子を知りたい方は、ぜひイベントレポートをご覧ください。
(イベントの写真はこちらからどうぞ)
http://www.flickr.com/photos/greenzjp/tags/greendrinkstokyo/

◎2010年4月8日(木)
祝アースデイ40周年!現代の若者たちへ贈るメッセージ
イベント概要:https://greenz.jp/2010/03/30/greendrinkstokyo_2010april/

◎2010年3月11日(木)
社員は10人以下!これが僕らの『組織のつくり方・働き方』
イベント概要:https://greenz.jp/2010/02/26/greendrinkstokyo_march/
イベントレポート:https://greenz.jp/2010/03/11/shigotosankan/

◎2010年2月18日(木)
グリーンな子育て〜子どもから学ぶサステナブルな社会のつくり方〜
イベント概要:https://greenz.jp/2010/02/03/gdtokyo/
イベントレポート:https://greenz.jp/2010/03/01/greendrinkstokyo20100218/

→もっと読みたい方は、こちらの過去のイベントレポートからどうぞ
https://greenz.jp/tag/gdt_report/